きねまないと

最近映画が好きになった20代が素人目線で好き勝手に映画の感想を綴る日記。

これがセックスエンターテイメント!頭の中で太鼓を鳴らせ!!!『娼年』はお祭り映画だった!!!

 

 

 

本日の映画

今回は松坂桃李さん主演娼年についてお話ししていきます。

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source:映画『娼年』公式サイト

 

 

あらすじ

大学生の森中領は大学に通うことの意味や、なんとなく生きる毎日、そしてなんとなく済ますセックスの中で生きていた。

ある日、バーテンダーとしてアルバイトをしているバーに幼馴染のホストが上玉として美しい女性を連れてきた。その女性は領にこっそり「お店が閉店する頃にお店の前で待ってる」とメッセージカードを渡してきた。

その後、店を閉め帰ろうとする領にその女性、静香が話しかけてくる。静香は領を自身の車に乗せると、「ねぇ、さっき女なんてつまらないって言ってたけど、本当にそう思ってるの?」と尋ねてきた。「セックスについてもそう思うの?」と尋ねる静香に領は「セックスなんて手順の決まった退屈な運動です」と返した。そんな領に静香は「あなたに頼みたいことがあるの。セックスしてほしいの」と告げる。領はどうせこの後することもなかったし、と言って静香の願いを受け入れることにする。

静香の家に連れてこられた領は静香とセックスを始めようとしたのだが、「あなたがセックスするのは私じゃない。この子よ」と静香はまだあどけなさが残る少女を連れてきたのだった。「あなたのセックスを私に見せてちょうだい」静香にそう告げられ、意味も分からず領は目の前の少女・さくらとセックスをするのだった。

セックスを終えると、静香は自身がボーイズクラブを経営し、女性たちに娼夫を紹介しているのだと明かす。「どう?領くんもやってみる?」静香にそう告げられ、領は娼夫として働くことを決意しーーーーーー。

 

 詳しくはこちらをご覧ください。


【映画 予告編】 娼年(特報)

 

感想

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source:松坂桃李が“童貞”から1日半で“娼夫”へ、「娼年」の過酷な撮影を振り返る(コメントあり) - 映画ナタリー

 実はひそかに2か月のロングランをしているこのR18映画『娼年』!この作品は石田衣良さんの同タイトルの小説が原作となっている作品で、元々映画の前に舞台として上演されていた作品でした。

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source:写真・画像 | 松坂桃李「ここまでの濃さの役はもうない」 石田衣良原作×三浦大輔脚本・演出“R-15”舞台『娼年』が明日開幕 - 画像05 - 2016年8月 - ニュース 写真・画像 - 演劇ポータルサイト/シアターガイド

 この舞台が話題を呼び、今回の映画化へと運んだようです。

私はこの舞台の時からこの『娼年』が気になっていたんですが、ちょっと機会と勇気がなかったために舞台の方は観に行けず、その後かなり後悔していました。そこに舞い込んできた映画化の話題!これはやったぞ!と思い、絶対観る!!と思ったんですが、R18映画だからなのかなんと公開日から上映回数が少なすぎる!!!という具合で、また私はしばらく『娼年』を観る機会を逃してしまっていました。

しかしさらにここに舞い込んでいたのがまさかの娼年応援上映!!!!!!!!!

 

 

www.j-cast.com

「 『娼年』の応援上映って…なに…」と聞いた時には思ったんですけど、実際の様子を聞いてみるとかなり面白そう!!!!松坂桃李の腰の動きに合わせてタンバリン?!事が終わるときにベルが鳴る?!とにもかくにも盛り上がりを見せていることだけがすごくわかる!!なんだこのカオスな空間!!!なんで参加しなかったんだろう!!!!!と、私は『娼年』でさらに後悔を抱えてしまい、もう無理!!!!!!!!!!と思っていたら、なんと私の最高に愉快な友人たちが

「次回の『娼年』の応援上映行きたいからまずは予習として明日一緒に『娼年』観ようぜ」

と『娼年』の応援上映の2回目は私が知る限り現時点でも決まっていないんですが、こんな誘いをしてきたのでこりゃあもう行くっきゃねえ!!!!!というわけで観てきた次第でした。すごいよね、応援上映の2回目決まってないのに応援上映の予習のために『娼年』観に行くの強いよね。

そんなわけで前置き長くなりましたが、『娼年』観てまいりました!!セックスエンターテイメント作品というところで言うと、私はここ最近ようやく『セックス・アンド・ザ・シティ』を鑑賞したんですけど、まぁあれは個人的にはかなり最悪につまらない作品でこれを一度一世を風靡したって言うのはもう世の中疲れてたんだなと解釈しましたね。だったので、もし『娼年』もこういう情事のもつれみたいな映画だったら嫌だな~とちょっと不安だったんですけど、

安心してください!!!これただのAVだから!!!!

みたいな作品でほんとに最高でした。かつて松山ケンイチさん主演で『人のセックスを笑うな』という映画がありましたが、

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人のセックスを笑うな
 

私はこのタイトルに洗脳されていて、「エンターテイメントとして描かれるセックスって笑っちゃいけないんだ!」という意識が実は強かったんですが、今回の『娼年』は正直「人の性癖は面白おかしい」ということを描いたシュールセクシャルコメディ映画で、笑わざるを得なかったです。というか、応援上映ってなんだよ!って思ってたけど、むしろこの作品黙って映画館で観ることの方が難しいです!太鼓は叩きたくなるし、ほら貝も吹きたくなるし、とにもかくにも一人で黙って観るのは無理!!!!

あとTwitter「『娼年』どれくらいの割合でセックスシーンなんだろうって思ってたらほぼヤッてたからびっくりした」というような感想を見かけていて、いやいやそんな馬鹿なと思っていたんですが、なんとびっくりこれがほんとでして…。まず開幕からセックスシーンなんですよ。ぱちゅんぱちゅんともう「アッ これもう致してる!致してる音しちゃってる!」となんかまだこちらが準備できてないうちからクライマックスなセックスが繰り広げられてるので心がちょっとバタバタしてしまいました。

あとそのセックスシーンがいかんせん生々しいっていうかなんというかマジで普段の映画で見るようなセックスシーンじゃないんですよ。マジで!!!!!本当にセックスがそこで繰り広げられているんです!!!

というかこんなセックスしまくってる作品、どうやって舞台化したんだ?!とまた今更ながら『娼年』の舞台の方が気になってきてしまって再上演してくれないものだろうかと心待ちにしてしまうほどです。ああ、三次元にハマってからいやほど思ったことがあるのに、また逃してしまった…。「現場は一期一会」ほんとに大事にしていきたいです…。次は絶対逃さないようにしよう…。

それにしても松坂桃李さん演じるリョウくんがボーイズクラブで娼夫として働き始めてすぐくらいまではまだ「ただのセックス」だったので、普通に見ていたんですが、娼夫としてのお客様の2人目くらいから「あれ?もしかしてこの映画すごい性癖の人まで描く気なのかな?」と思っていると、もうそれが「熱海」で爆発するんですよ!!!!上映終了したときに周りのお客さんがみんな「いや『熱海』!!!!!!」と言っていて今世紀最大の「わかりみが深い」でした。あんなもん笑わないほうが無理です。ネタバレになってしまうので詳しくは言えないんですけれど、少なくとも「熱海」のシーンのおかげで「西岡徳馬マスターベーションシーンが見られるのは『娼年』だけ!」みたいなキャッチコピーがつけられる。すごい。みんなでこの「熱海」パニックを味わいましょう。そうしましょう。

あとは個人的にめちゃくちゃ刺さったのが、アズマというキャラクターでした。

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source;https://twitter.com/shonen_movie/status/999999393737535489

 なんで刺さったってもうこんな映画ですからそれこそ私の性癖にぶっ刺さったとしか言いようがないんですが、まずは普通に外見が最高にタイプ!私は金髪が大好きなので!!金髪は他人の金髪でも自分の金髪でもだいすきです!金髪ってほんとにかわいい!

そんなわけで、このアズマというキャラクターが登場して30秒くらいで「ダメだ…またこんな軽率に推しが増える…ダメだ…」と完全にもう駄目なヲタクになってたんですけど、この後もう一度アズマさんが出てくるところで「あ~~~無理、この無邪気に笑う感じ無理。絶対闇を抱えてるやつ、それ絶対ヲタクすきなやつじゃん、ダメじゃん~~~~~」ともう画面からビシビシ伝わってくるこのアズマというキャラクターの沼の深さに完敗していたんですが、さらにその後もう一度出てきた時に「うそジャン…。そんなご褒美までいいんですか…。待ってください、これ120分という短い時間の中で私の推しが推しがなんかもういうなれば普段の推しがしてくれる1年間でのサービスを全部してくれるっていうかこんなサービスしてくれる推しやっぱり二次元以外じゃいないからちょっと待って頭パニック!!!!」となってしまって、正直そのあとの記憶があやふやなんですよね…。とにかくすごい男でしたアズマ…。

アズマというキャラクターにガッチリ心をホールドされてしまったので、その後エンドロールを血眼になって注視し、猪塚健太さんのお名前をバッチリ覚えて帰りました。笑顔が最高にキュートな俳優さんでうわ~~~すき~~~~と思っていたら、アミューズ所属とのことで、今まで好きになった俳優のほぼすべてがアミューズという運命(さだめ)の下で生まれている私はこうしてまた狙っていないのにアミューズ俳優をすきになり、アミューズに口座を握られるのでした…。こわ…。

 そんなアズマさんのパニックを超えた後で、この作品はクライマックスへと入っていくわけですが、さすがにラストは感動でくるのかな~~~と高を括っていたらラストまで笑えました。いや、お話し自体は結構泣ける感じになっていたと思うんですけど、映像が笑わざるをえないっていうかあまりにもシュールすぎてなんか『キンプリ』とか『キンプラ』とかを観ている気分になりました。急に理解の範囲を超えてきたなって感じがすごくてゲラゲラ笑っていたらエンドロールに入り、また西岡徳馬に出会ってしまいさらに笑うという…。とにかく笑ってたら終わってました…。

 

まとめ

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source:映画:松坂桃李さん“鬼監督”と再タッグ、振り返って苦笑い 「娼年」完成披露(スポニチ) - 毎日新聞

というわけで今回は『娼年』についてお話しさせていただきました。セックスも立派なエンターテイメントだということをパワーで押し切る映画で面白かったです。正直映像のパンチが強すぎて映画として面白かったのかどうかがわからないですが、とにかく楽しめるとは思うのでお勧めです。

ちょっと上で笑える笑えると言い過ぎてしまったんですが、もちろんお話しとしては一本筋が通っていて、リョウくんの人間としての変化(成長とはまた違うと思う)が見られて楽しかったです。映像のパンチがすごすぎて忘れていたんです。はい。すみません。クライマックス超えてからのシーンとかちょっとじんわり来ました。というかほんとはさくら役の冨手麻妙さんの演技がすごすぎて、完全に年下だと思ってたら1つ年上で、それくらい役と己が一体化しているのがすごかったとかそういう真面目な話をちゃんとしたかったんですけど、私の頭の中で太鼓が鳴り響いてしまい、ここまでこのテンションできてしまいました。すみませんでした。

…しかし…ここまでオススメしたので監督、そして配給会社さん、そして劇場の方…『娼年』の応援上映を…!!!!もう一度やってはもらえぬだろうか…!!!!!!!!オネガイシマス…!

 

 以下、松坂桃李さん出演作品についての記事です。

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