初めましての方も、お久しぶりの方も、前回ぶりの方もこんばんは。
あやめです。
本日の映画
(source:ソニー・ピクチャーズ - 映画)
あらすじ
(source:山崎賢人&橋本環奈がイメージ覆す熱演!「斉木楠雄のΨ難」福田雄一監督が太鼓判 : 映画ニュース - 映画.com)
生まれた時から常人離れした超能力を持っている主人公・斉木楠雄の日々の目標は「目立つことなく平穏に生きること」。その目標のために斉木は自分の超能力を自分のために使うこともなく、人前で使うこともない。ただただひたすらに目立つことなく、平凡を目指して日々を過ごしている。
しかし、彼の周りの人々は決して普通ではなかった。中二病にびっくりするほどの馬鹿、超熱血男、元ヤン、超自己中美少女…。彼らに囲まれて過ごす斉木は果たして目標の「平穏な日々」を過ごすことができるのか…?
詳しくはこちらをご覧ください。
感想
(source:実写映画『斉木楠雄のΨ難』映画主題歌がゆずの「恋、弾けました。」に決定!主題歌も聞ける最新PVが公開! – オトメンズ -OTOMENS –)
実は今年は「2017年公開の少年漫画原作実写映画をできる限り観る」という密かな目標を立てていて、そのために『銀魂』『東京喰種』『ジョジョの奇妙な冒険』『亜人』も観てきました。2017年の最後に『鋼の錬金術師』を観たら、それぞれの作品について評価をまとめた記事を書こうと思っています。
↓とりあえずこちらは『東京喰種』の記事です。
そのため、今回の『斉木楠雄のψ難』もその一つとして鑑賞してまいりました。
(あとは先日行われた私の推し俳優こと吉沢亮さんのトークショーで吉沢さんが喜々としてこの作品について語っていたからというのもあります。それにしても吉沢さん、昔演じた役の名前を忘れたり、『銀魂』以前の実写映画作品は漫画をパラパラ確認するだけって発言してみたり、なかなかヒヤヒヤするトーク多くてびっくりした… 雑誌で読むのと本人の口から聞くのとだと受ける印象が違うから気を付けたほうがいいよ、、、と思ってしまった)
ギャグ映画なのは知っていましたし、福田雄一監督の作品ということでまぁ面白いだろうな~というのはわかっていたんですが、やっぱりゲラゲラ大笑いできる感じで面白かったです。
しかし申し訳ないんですが、原作コミックを読む時間がなくていまだに未読なので、今後機会があれば読んでみたいと思ってます。
では以下詳しく感想を述べていきたいと思います。
⑴橋本環奈ってまじ美少女。恋に落ちるなら今。
(source:橋本環奈の“完璧美少女”っぷりがスゴい! 『斉木楠雄のΨ難』場面写真が到着/2017年10月6日 - 写真 - 映画 - ニュース - クランクイン!)
みなさんご存じのとおりマジで”はしかん”こと橋本環奈ちゃんかーわーいーいーです。
環奈ちゃん演じる照橋さんは、かわいくて優しい美少女…を演じている、自分が世界で一番かわいいということが“常識”だと思っている裏表の激しい女の子。
そんな照橋さんの心の声が斉木には筒抜けで、(例えば「さぁ!こんなにかわいい私に話しかけられたのだからドキドキしすぎて「おっふ」しなさい!!!」みたいな)どれだけ顔が可愛くても全く好きになれないと思っているのですが、それが照橋さんには面白く無くて、照橋さんは必死に斉木を自分に惚れさせようと頑張ります。
いやー、そんな照橋さん、千年に一度の美少女こと橋本環奈が演じているから、どれだけ心の声が可愛くなくても、顔が可愛くて「あ~~~~かわいい!最高!かわいい~~!!!私もここみんず*1入る~~!!」となってしまいました。
透き通っている照橋さんっていうか環奈ちゃんの瞳に吸い込まれそうになってしまいます。ああ~~~かわいい!ほんとにかわいい!ああ~~~~かわいい!
これ感想じゃないですね、雄たけびですね。さて、そんなかわいくてかわいい橋本環奈ちゃんが、『銀魂』に続いて『斉木楠雄のψ難』でもドドンと発揮されています。
はいドドーーーーーン!
(source:映画『斉木楠雄のψ難』より一場面)
目も鼻の穴も口もかっぴらいて全力の変顔をしてくれる千年に一度の美少女は橋本環奈だけ!!!!!!!!!最高!!!!!
橋本環奈は顔がかわいいだけじゃないんです!!!!変顔も全力でトライしてくれるんです!最高!!!福田監督の橋本環奈の使い方大正解!だいすき!
そして今回の『斉木楠雄のψ難』で一番笑いを取っていたのは個人的には照橋さんだったと思います。今作のMVPは照橋さん、もとい橋本環奈ちゃんだと思います。
⑵山崎賢人ってやつはどんな格好をしてもかっこいいのかと降伏した。
(source:『斉木楠雄のΨ難』ゆず新曲とシンクロ!赤ちゃん楠雄も登場するMV公開 - シネマトゥデイ)
以前こちらの記事
を書いた際に「山崎賢人くんってあんまり知らない!」と書いたのですが、今年『ジョジョの奇妙な冒険 第一章ダイヤモンドは砕けない』 を観に行き、今回『斉木楠雄のψ難』を観て、一年前より山崎賢人さんについて知ることができた気がします。
で、私が山崎賢人さんに抱いた感想は、「山崎賢人ってやつはどんな髪形でもイケメンだな」ってことでした。(期せずしてどちらの映画でも山崎さんが演じているのは髪形が変なキャラクター)
ってオイ、と思われたかもしれませんが、これは結構私のなかではちゃんとした感想でして。
『ジョジョ』の記事では詳しく書かなかったんですが、私結構東方仗助を真摯に演じる山崎さんにすごく好印象を持ったんですよね。だって誰がどう考えても『ジョジョ』のオファーが来たら怖いですし、原作以上の仗助になるって難しいじゃないですか。それを彼はわかったうえで、オファーを受けて、原作やアニメを見て、できる限り原作の仗助を忠実に再現しようとしてくれているような姿勢が見られてかなり良かったと思うんですよね。
で、今回はピンクの髪をした頭から球体のついた触覚のようなものが生えているキャラクター。いやいやもうこれは誰がどう演じても全然かっこよく見えるわけがないよ、さすがに今を時めく山崎賢人でもこれはさすがに無理があるでしょ…というキャラクターじゃないですか。普通にオファー蹴ってもいいレベル。
『ジョジョ』も『斉木楠雄』ももし私が山崎賢人の顔面を持ってたとしてもオファー蹴ると思う。怖いもん、原作ファンに怒られるの必至だし。
でも今回も山崎賢人っていう人はまじめに演じるよね。もう大尊敬です。すごいです。原作読んだことないのであれなんですけど、多分今回も全力で「斉木楠雄」というキャラクターを漫画やアニメからできるだけ感じ取って、原作ファンの期待も裏切らないように仕上げてきたんだと思うんですよね。
ただのイケメンじゃないですね。山崎賢人さん。どんな役でもできる限り演じる、という彼のまじめな姿勢が今回も表れていてかなりよかったです。
(source:山崎賢人、橋本環奈に“壁ドン”で校舎崩壊 映画「斉木楠雄のΨ難」予告編 - YouTube)
なんかそれを考えながら観ていたらだんだんおかしな恰好をした山崎さんがめちゃくちゃかっこよく見えてきて、うわ~~もうこの人もういい経験積んだよ!もうたくさん積んだ!積んだからこの人にもっとお堅い役をふってくれよ偉い人~~~!!!!と懇願してしまいました。(でも今ドラマ「陸王」に絶賛出演中ですからね。そろそろ実写映画俳優と言う役割も終わりなんですかね?それならうれしい。)だから終盤の壁ドンのシーンとかなんか普通にかっこよく見えちゃったもんね!さすが壁ドンをするために生まれてきたのか?ってくらい壁ドン映画に出てる俳優!さすがです!
しっかしマジでこんな変な恰好しててもかっこいい山崎賢人強いな…。突然だけど、みんな山崎賢人に一日なれたら何する?私とりあえず町で男も女もナンパしまくるかな~!で、一日の最後に石原さとみに告白したい!「一日の最後はさとみと過ごしたいんだ…」って言いたい。山崎賢人の顔面で。
⑶「映画」という映像媒体である意味は?
(source:「斉木楠雄のΨ難」吉沢亮×賀来賢人インタビュー (1/3) - 映画ナタリー 特集・インタビュー)
この映画すごく面白かったですし、実写映画としてもかなりクオリティ高かったと思うんですが、映画である意味とは、ということはすごく考えさせられました。
まず『斉木楠雄のψ難』という作品に限らず、福田監督の撮る実写作品っていうのはチープだからいいと思うんですよ。
「33分探偵」にせよ「勇者ヨシヒコ」シリーズにせよ『銀魂』にせよ、あのチープな感じが作風に合ってると思うんです。でも、チープだっていうことは「映画」という媒体である意味…?みたいな…。深夜ドラマで何回も重ねて撮った方が楽しそうだな…とか。思うんですよね…。チープでゆるい笑いっていうのは劇場で観るより部屋で深夜に酒とつまみ用意して観るのが一番面白いし。(と私は個人的に思ってます)
だから観ながらこの作品は映画である必要あるのかな…ってすごくすごく考えさせられました。
映画としてふさわしくない!と言うことが言いたいのではなくて、この作品と「映画」という媒体が合ってないのではないかな、と思ったという話でした。『セトウツミ』の時も思ったのですが無理に「映画」にしなくてもよかったのに、と思いました。もちろんそこには大人の事情がものすごく深く介在していると思うんですけどね。
おわりに
(source:画像(6/10):福田雄一監督×原作者・麻生周一対談「映画『斉木楠雄のΨ難』は山﨑賢人の“最終形態”」 - T-SITE LIFESTYLE[T-SITE])
というわけで今回は映画『斉木楠雄のψ難』についてお話ししました。
本当はこの作品については個別記事を作るつもりはなくて、今度まとめ記事で書こうと思っていたんですが、山崎賢人って人のすごさと、橋本環奈ちゃんマジでかわいいなって話ができればな~と思って書いてしまいました。
特に山崎賢人さんについては漫画原作の実写映画の主役ばっかやってるな~っていうマイナスイメージが先行していたのですが、この映画でかなり好印象を持ったのでこの記事でみなさんにもその気持ちが少しでも伝わればな…!と思ったので、この記事を書けてよかったです。もちろんまだまだ山崎さんについては知らないことだらけなので、今後またもっと好きになることもあるかもしれません。その時にはまた記事を書くかもです。ほんとにこの作品に出会って、山崎さんについて良い印象を持ったのでよい作品との出会いだったな~と思います。
前述したまとめ記事については、ホントに絶対書きたいと思っているので、書けた暁にはぜひ読んでいただけたら、と思います。
ではまた!
追記
あまりにも山崎賢人さんと環奈ちゃんの話に特化しすぎたので、他の感想もこちらにて補完させていただきます。
⑴吉沢亮が推されてたけど個人的には新井浩文の方がやばいと思う
(source:「斉木楠雄のΨ難」38歳の新井浩文が演じた高校生・燃堂力の新写真3枚到着 - 映画ナタリー)
このビジュアルがすごいとかそういう話ではなくて(いやビジュアルもすごいんですけど)、このキャラを飄々と演じてる新井さんまじかっけーな!!!!と思うわけなんですよね。
ーーーーーーーーここから愚痴ーーーーーーーーーーーー
僭越ながら、私も吉沢亮のファンを始めて早いもので5,6年経つんだそうで、そんな私からすれば吉沢亮が水色の髪の毛して中二病の役を演じてまーす!すごいでしょ!とか言われても「いやだってあの人中身がアレだから…そりゃそうなるんじゃないの…」くらいの感想しか持てないんですよね!期待以上のことは何もない!ごめん!!!!ずっとできる限りは中二病っぽいポーズでしゃべってた!楽しかった!って本人は言ってたけど、厨二病って笑っていいよって言われてもどうしてもサムイから笑えんしさ、ごめんね!!!!あ、でもさすが吉沢亮が演じているだけあって顔がずーっとかっこいいですね。さすが。うん。でも終始滑りっぱなしだったのが…つ、つら…。いや、もうこれ以上は止そう。
ーーーーーーーーここまで愚痴ーーーーーーーーーーーー
そんな感じでメディアが「イケメンが変な役を演じてるぞ~!ほれほれ~」とか言ってますけど、この映画で一番の見どころはそこじゃないから!環奈の変顔と新井さんの10キロマラソン(笑)だから!あとは斉木が燃堂に悪ノリする形でお化け屋敷を楽しむシーンがかなり好きでした。っていうか燃堂マジですごい良いキャラだよね?すごく光ってた!
あとは榮倉奈々ちゃんと結婚した賀来賢人くんの漫画『るろうに剣心』(※間違っても劇場版のスタイリッシュな方ではない)に出られそうな顔芸も必見です。最高ですね。
(今回の賀来君にそっくりなキャラが『るろ剣』(※原作)にでてくるからよかったら読んでください…。武田観柳って言うんですけど…。映画にも出てきます…。)
↑こんなの
⑵メインキャストそっちのけで実はモブキャラがイカしてる
よく↑こういう感じの名前もないようないわゆる「モブキャラ」っていうのがいると思うんですが、今回の『斉木楠雄』にも出てきます。
が、しかし、こいつらただのモブキャラじゃねえ!!!!!!っていうかむしろこの映画の面白さを影で支えてるのはこいつらだ!!!!!
というくらい実は大活躍しています。ギャグ映画なので、キャラの濃さで突っ走っていくのかと思いきや、実はシュールな笑いというか、非日常的な笑いも多く含まれていて面白かったです。
「多分この世界でまともな人って斉木くんだけなんだな」っていうのがよくわかるっていうか、こんななんも考えてない人たちばっかりの高校めちゃくちゃ楽しそうだなっていう映画になってます。ぜひモブキャラのみんなにも注目しながら観てみてください。
というわけで、補足の感想を述べさせていただきました。
個人的に一番好きなキャラは燃堂だったよ!って話ができたのでよかったです。
漫画原作実写邦画の記事はこちら!
*1:照橋さんのファンクラブ