初めましての方も、お久しぶりの方も、昨日ぶりの方もこんばんは。
あやめです。
今回は「エイプリルフールズ」についてお話ししていきます。
(また少しタイトル変えました。10月21日深夜0時7分現在)
(source:https://www.cinematoday.jp/page/A0004471)
ではざっくりとあらすじ。
4月1日。それは一年に一度嘘をついても許される日。
妊娠してなくても妊娠したと言っていいし、医者じゃなくても医者と名乗っていい、CAじゃなくてもCAと言っていい、ゲイじゃないのにゲイと言っていい、皇室の一家じゃないのに皇室と名乗っていい。そんな1日。
そんなエイプリルフールに嘘をつく四月馬鹿たちが起こす笑いと笑いと少しの感動のストーリー!
詳しくはこちらをご覧ください。
この映画では、何組かの四月馬鹿たちが現れてそれぞれがそれぞれで大惨事を巻き起こすという作りになっています。
その中でメインで描かれるのが戸田恵梨香と松坂桃李のストーリーなのですが、この松坂桃李の設定がすごい!
(source:戸田恵梨香×松坂桃李の映画『エイプリルフールズ』、キャスト27人一挙発表 - 映画・映像ニュース : CINRA.NET)
その設定がこちら
医者と名乗ってそのルックスと地位で女の子を食っては捨て食っては捨てを繰り返す最低なセックス依存症の男。
イケメン捕まえてこんな役やらせるんだからすごいですよね。
この松坂桃李がまたサイテーなんですよ。どうしようもないんですよ。
やっぱり「ゆとりですがなにか」を見てた時も思ってたんですけど、松坂桃李って冴えない役がすごい似合うなぁと。
もちろん「侍戦隊シンケンジャー」の殿の役みたいなのも似合うんですけど!!本人の本来のキャラが陰キャだからそういう役が似合うなぁと。
またこの豪華キャストの中でいい味を出していたのは寺島進さんでした。
(source:寺島進「エイプリルフールズ」共演の浜辺美波を見つめる穏やかな眼差し : 映画ニュース - 映画.com)
寺島進さんは「踊る大捜査線」シリーズのスピンオフの「交渉人 真下正義」を見てから大好きなんですけれど、今回も良い不良の役がとってもハマってました。
(source:「逃亡者 木島丈一郎」より。寺島さんは子供と一緒にいるのが似合う。)
詳しく話してしまうとネタバレになってしまうのでもうこれ以上は言えないんですけど、悪いおじさん×女の子って構図はやっぱりサイコーです。
おじさん×女の子良いです…。「娚の一生」も漫画だけ読んだんですけどすごくよかったです…。おじさんってなんであんなに魅力的なんだろうか…。
この映画、色んな人のエイプリルフールを描こうとしてる余りに
豪華キャストで売り出しているけれど、少ししか出ない人もすごくいっぱいいます。
この少ししか出ていない人たちのことは描く必要があったのかちょっと謎です。映画のテンポを悪くしているような印象を受けるので…。
特に、岡田将生とか、矢野聖人と窪田正孝とか小池栄子とかこの辺は本当に少ししか映らないので、この人たちを目当てで観ようとするとがっかりしてしまうかもしれません。
でも個人的に矢野聖人と窪田正孝のエイプリルフールが1番やばいだろうそれは…とこの2人の四月二日が気になって仕方なかったです。どうしたんだろうか…。
(source:「エイプリルフールズ」より一場面。)
先日窪田正孝さんの主演映画を観てきたのでよろしければこちらもどうぞ!
ちなみに、この映画を観たきっかけは実はたまたま所さんの「笑ってコラえて!」で全国にいる林さんの中でもあまり知られてないすごい林さんを勝手に表彰しようという企画の中で、今作のサウンドトラックを務めた林ゆうきさんについて知ったからでした。
林ゆうきさんは他にもドラマ「リーガルハイ」、アニメ「ハイキュー」や最近の映画だと「青空エール」の作曲も務める売れっ子サウンドクリエーターさん。
でも実はピアノがあまり上手ではなくて、以前は楽譜も読めなかったというので驚き。しかも大学時代に新体操をやっていて、そこで使っていた音楽に興味を持ったからという理由でこの道に進んだというんだからさらに驚き。
これを聞いて林ゆうきさんに興味が湧いてこの映画を観てみたのですが、さすが売れっ子。BGMとってもよかったです。私が特に好きな曲はラストシーンのゆったりとしていて、それでいてキラキラしているようなBGM。皆さんもぜひこちらの作品を見て確認してみてください。
あと自分は絶望的に漢字が書けないと再認識しました。
— 林ゆうき (@hayayu1231) 2016年10月4日
終了後、サインして欲しいと言われたので名前を聞いたところ、「石川です」、「普通の石に三本の川ね、了解!」と返事して林は渾身の力で一文字目を書きました。
「岩」
「「あ〜〜!!」」
ご本人はとってもお茶目でキュートな方。ツイッターかわいすぎて素敵です。
この作品についてはあんまり多く説明しちゃうとそのままネタバレになってしまうのでこの辺でやめておきます。
でも個人的にはこの作品は面白いんですが、点数でいうと68点くらいかなぁと思ってます。最初と最後でテイストがバラバラになってしまうのが残念。
「リーガルハイ」のコメディの中にもドラマパートがあるところが好き!という人は大満足かもしれませんが、私はコメディが大好きだったのでこの作品はかなり微妙でした。つまらないわけではないんですが。
この映画が好きな方におすすめしたい映画は「ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い」です。
映画『ハングオーバー 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』予告編
こちらの作品もコメディなのですが(しかも結構な下品)、伏線の張り方がコメディなのに半端じゃない!
少しずつ明らかになっていく昨日の自分たちの失態を登場人物たちが少しずつ解き明かしていくのが、コメディというよりミステリーの謎解きを観ているみたいで面白いです。いや、ゴリゴリのコメディなんですけれどね。
ただこの作品、1作目は最高に面白かったのですが、2作目は普通、3作目に至っては駄作、とありがちのパターンなので続編まで観るかどうかはみなさんにお任せ致します。
ちなみに私は怖くて3作目は観れてないです…。
映画ではありませんが、こちらの作品と似てるテイストで、個人的にはこっちの方が面白かったなぁと思ったのが、世にも奇妙な物語の中で放送された小栗旬さん主演の「AIRドクター」。
「私は○○ではない」のフレーズでTwitterを中心にネットで話題だったので、記憶に残っている方も多いのではないでしょうか。ああ、この作品もう一度見たいなぁ…。
主演・松坂桃李さん出演作品についての記事はこちら!