きねまないと

最近映画が好きになった20代が素人目線で好き勝手に映画の感想を綴るブログ。

「マイティ・ソー/バトルロイヤル」から考える字幕・吹替論争

 

 

※卒論を製作中なのですが、卒論が嫌になってきたぞ!!ということで今回は卒論と似たような形式でブログを書いてみました。堅苦しく見えるけど、実は「マイティ・ソー/バトルロイヤル」めっちゃおもしろかった!!!!!!みたいな内容です。

 

はじめに

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(図1 「マイティ・ソー/バトルロイヤル」本国版ポスターの一例 *1 )

 

 

 私が字幕と吹替について考えるようになったのは、私自身が渡英してからのことだった。それまで教科書の中でしか見たことのなかった言語が「生きている」言語だと知り、つたないながらも英語を理解し、話すことのできるようになった私は、約10か月ロンドンに滞在した後、東京へと帰ってきた。

 その後、映画館でアルバイトとして勤務するようになってから映画文化に触れる機会が増え、映画という世界の魅力に触れていくことになった。邦画作品も個人的には好きなので観ることも多いが、アメコミやアクションが好きなのでどうしてもハリウッドの超大作を観る機会の方が多く、その関係で洋画、特にアメリカ映画をよく観ている。

 洋画を観る際に、私たち日本人は「字幕」版を選ぶのか、「吹替」版を選ぶことができる。実は英語圏の人々は圧倒的に「字幕」版を選ぶので、「吹替」版を観ることは稀なんだそうだ*2。一方私たちは大体の洋画において「字幕」か「吹替」かを選択している。さらに、日本では声優がかなりの人気を得ているので、「普段は字幕で観ているけれど、この作品は声優に福山潤を起用してるから吹替で観てるよ」という人も少なくないだろう*3

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(図2*4 )

 では、実際は字幕と吹替どちらで観る方がよいのだろうか。という問題は実はかなり難しい。よく聞くのは「吹替は口の動きが合っていないから苦手だ」という意見である。確かに違う言語を話している人物に異なる言語をあてるのだから口の動きが合わないのは仕方がないことであるし、その点に違和感を覚えるのも無理はないだろう。一方で字幕が観られないという人の意見では「字幕は文字の方に集中してしまって画面を見ることができない」というものがある。確かにこの意見にも納得できる。かなり内容が複雑な映画などは字幕をよく読んでかみ砕かないとわからない場合もあって、その間に俳優のちょっとした表情の変化などの演技を見逃してしまう。

 私個人としては、私は多少英語が理解できることもあって、字幕の方が苦痛だったりする。というのは、自分が思っている訳と字幕が異なっていた場合が気になってしまうということもあるのだが、まず第一に第二言語として理解している言語の下に母語が出てきてしまうので、どちらで理解していけばよいのかわからず混乱してしまうのだ。これは私が不器用だから起きてしまう問題であるというのは重々理解しているのだが、どうしても字幕を無視することができず毎度頭が混乱してしまっている。

 

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(図3 映画「マリー・アントワネット」(原題Marie-Antoinette)より。*5 )

 さて、この問題について私は「だったらみなさん英語を習得すればいいじゃない」なんてマリー・アントワネットのようなことを言おうとしているのではない*6。私はここで、字幕しか観ない人、そして吹替しか観ない人にどちらにも良さがあるので、今後はどちらにもチャレンジしてほしいと思っている。本記事では、11月3日公開のウォルトディズニースタジオモーションピクチャーズ配給の「マイティ・ソー/バトルロイヤル」(原題Thor:Ragnarok)を用いて字幕と吹替それぞれの良さについて述べていきたい。

 

第一章 「マイティ・ソー

第一節「マイティー・ソー」シリーズのおおまかなあらすじ

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(図4 「マイティ・ソー/バトルロイヤル」ポスターの一部。*7 )

 では「マイティ・ソー/バトルロイヤル」(以下「バトルロイヤル」)と表記)について触れる前に「マイティ・ソー」シリーズについて簡単に説明していきたい。「マイティ・ソー」とは、Marvel Cinematic Universe(以下MCUと表記)に属するアメリカンコミック(以下アメコミと表記)を原作とするスーパーヒーローを描いた映画シリーズの中の一つのシリーズである。MCUについて詳しくは以前こちらの記事で紹介しているので割愛させていただく。

 

slhukss1.hatenablog.com

 

 さて、MCUのシリーズの一つ「マイティ・ソー」シリーズでは主人公として雷神・ソーが描かれている。北欧神話をモチーフとして描かれている原作コミックを持ち、ソーは「アスガルド」という世界の王・オーディンの息子であり、地球人ではない。そんな彼があることをきっかけに地球に舞い降り、そしてそこで出会った人々との関係を経て「人」として、そして王位継承者として成長していく過程を描いた作品である。

 

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(図5 「マイティ・ソー/バトルロイヤル」より一場面。左がロキ、右がソー*8 )

 ソーはいわゆる「脳筋*9だとか「筋肉馬鹿」といったようなキャラクターで、観ていて気持ちがいいほどの単純なキャラクターである。そんな彼には頭脳派の弟・ロキがいる。ロキはオーディンの実の息子ではなく、養子として育てられてきた。ロキはアスガルド人の理想の姿として崇められるソーとできそこないの自分との差にいら立ち、やがて邪神として覚醒してしまう。「マイティ・ソー」シリーズではそのストーリーの大半がこの兄弟のいざこざがめんどくさく、また快活に描かれているのが魅力の一つである。

 

第二節 「マイティ・ソー/バトルロイヤル」のおおまかなあらすじ

 

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(図6「マイティ・ソー/バトルロイヤル」ポスター*10 )

 「マイティ・ソー」「アベンジャーズ」「マイティ・ソー/ダークワールド」「アベンジャーズ・エイジ・オブ・ウルトロン」を経て*11、今回の作品「バトルロイヤル」の話は始まる。なお、まだMCUを一作も視聴したことがないが、「バトルロイヤル」は観ようと思っているという方がいるのであれば、「バトルロイヤル」はMCUでは珍しくこれまでのあらすじのようなものをソー自身によって始めてくれるので、なんの予習もなしでも観に行くことができると思われる。もちろん時間に余裕があるのであれば先述した作品を観てから劇場に足を運ぶことをおすすめする。

 本節ではソーの「これまでのあらすじ」を補足する形で「バトルロイヤル」の簡単なストーリーを紹介する。なお、「バトルロイヤル」の結末には触れないが、その前の作品については結末から触れていくので、未視聴の方は注意。

  ソーは「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」でロキの犠牲を払いながらも、アスガルドの平和を取り戻し、「アベンジャーズ・エイジ・オブ・ウルトロン」ではアベンジャーズの一員として地球を守ることに再び成功したが、ソーはその後地球に残らず、強大な力を持つインフィニティ・ストーンという石を探しに宇宙を回ることにした。しかし、インフィニティ・ストーンは見つからず、その間にソーはアスガルドの滅亡、そして世界の終わり・ラグナロクを狙う炎の巨人・スルトにつかまってしまう。スルトを撃退することに成功したソーはアスガルドに一度帰還した。そこでソーは死んだと思っていたロキがオーディンの姿でアスガルドに存在していることを知り、本物のオーディンを探しにミッドガルド(地球)へと向かう。地球でオーディンに再会したソーとロキはラグナロクがすでにアスガルドに迫っていることをオーディンによって知らされる。そしてそれはスルトでもロキでもなく、ソーの知られざる実の姉であり、死の女神であるヘラによって始められるとオーディンは伝えるのであった。

 詳細は以下の動画を参考にされたい。

 


Marvel 映画「ソー バトルロイヤル」日本版予告 (原題: ソー ラグナロク)

 

第三節 「マイティ・ソー/バトルロイヤル」の感想

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(図7 「マイティ・ソー/バトルロイヤル」より一場面*12 )

 

 本筋に入る前に、「バトルロイヤル」の全体の映画としての評価について話したい。正直に言って、私はファンタジー映画が一番映画の中で苦手ジャンルであるので、「マイティ・ソー」シリーズはMCUの中で最も苦手とするシリーズであった。しかし、今回の「バトルロイヤル」は、ほとんどの舞台がアスガルドではなく、惑星サカール*13というかなり機械などの文明が発達した惑星であったため、ファンタジー色が薄れており、私の苦手意識がかなり軽減された。また、本作でメガホンを取ったタイカ・ワイティティ監督による「8割アドリブ」という撮影方法*14などによって過去2作品とは比べ物にならないほど、タイカ監督がいうところの「ファニー」な「マイティ・ソー」ができあがっていることも、個人的にはかなり好印象であった。「マイティ・ソー」は原典が北欧神話であることも関係しているのか、MCUの近年の重さに引っ張られているのか、かなり重い印象があったので、タイカ監督によるある種の「ぶっ壊し」ともとれる「バトルロイヤル」は私は「マイティ・ソー」シリーズにかなりプラスの要因を与えていると感じた。

 

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(図8「マイティ・ソー/バトルロイヤル」より一場面*15 )

 

 また、死んだと思っていたロキをどのようにソーが受け止めるのか、またロキに対して激昂するのかというマンネリな展開を実は恐れていたのだが、そこもタイカ監督はあえて今までとは全く異なりコミカルに描くことでマンネリを解消した。それでありながら、ロキを完全にネタキャラ化することなく、ソーの弟として、そしてある種の神としての要素も活かしつつ描き切ったことは素晴らしい。

 「バトルロイヤル」では選曲もかなり素晴らしい。予告から使われていたレッド・ツェッペリンの「Immigrant Song」(直訳で「移民の歌」)はかなり効果的に使われている。

 

 

さらに、なぜレッド・ツェッペリンの「Immigrant Song」が使われたのか、ということが実はかなりストーリーに関係しているところもたまらない。かっこいいからつかったというだけではないのか…!というニクい演出である。同じくMCU作品である「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」(以下「GotG」と表記)とは曲の使い方が異なるが、音楽の使用法のセンス、そしてそのテイスト、重すぎず軽すぎず、そして何より楽しい映画として描き切っているという点では似通っており、MCUは「GotG」しか鑑賞していないという人にも「バトルロイヤル」はぜひとも鑑賞していただきたい作品になっている。

 

第二章 字幕か吹替か

第一節 字幕版「マイティ・ソー/バトルロイヤル」

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(図9「マイティ・ソーバトルロイヤル」より一場面*16 )

 さて、本題である「字幕か吹替えか」問題について入っていきたい。まず字幕版「バトルロイヤル」について述べる。まず一般的に字幕版の良さとして以下のことが挙げられる。

⑴役者の演技をそのまま体感することができる

⑵オリジナルのセリフを大体はそのまま知ることができる*17

⑶英語のセリフもそのまま聴こえてくるので、演技のタイミングがずれない

⑷英語のダジャレがどういう意味なのかわかる*18

etc.

といった具合だろうか。⑴⑵⑷に関しては特に説明がいらないと思うが、⑶については「バトルロイヤル」にも関係するので説明したい。

 

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(図10「マイティ・ソー/バトルロイヤル」のポスターより一部分抜粋 *19

 

 演技のタイミングがずれるというのは、言語の関係上仕方なく起こることである。若干の物語の内容に触れてしまうので申し訳ないが、「バトルロイヤル」では父・オーディンにソーとロキが二人で対面するシーンがある。そこでオーディンは二人の息子”たち”にたいして愛しているよ、と語りかけるシーンがあるのだが、オリジナルのセリフは「I love you,sons.」というようなセリフで、「息子たち」という単語が後から付きそこで、「息子」ではなく、複数形の「息子たち(son"s")が使われたことがこの場面では重要となってきている。ロキはそれまでソーばかりがオーディンに愛されているという疑念が強かったので、ここでの"s"の重要性はかなりのものだろう。そして、その「sons」という単語を聴いた瞬間にロキがハッとする演技がある。まさにここのシーンはこの語順でないと成り立たないシーンなのである。

 一方吹替えでは、セリフが「お前たちのことを愛している」というような形になってしまっている。これは英語がSVO(主語・動詞・目的語)の順であるのに対して、日本語の標準の形がSOV(主語(省略されることも多い)・目的語・動詞)の順であるために起こってしまった悲劇である。「お前たち」という単語が先に来てしまっているので、ロキはまるで「愛している」という単語を聴いてハッとしたようなシーンになってしまっており、シーンとしての意味合いが若干薄れてきてしまっている。個人的に「バトルロイヤル」の吹替における唯一の残念シーンはこのシーンであった。ぜひとも普段は吹替でしか観ないという方にもこのシーンは後ほどディスク商品になった際でもよいので字幕で確認していただきたい。

 

第二節 吹替版「マイティ・ソー/バトルロイヤル」

 第一節では吹替版の欠点についてお話ししたが、本節では字幕にはない吹替の良さについてお話ししていきたい。一般的な吹替の長所は以下の通りである。

⑴映像に集中して映画を観ることができる

⑵聴こえてくる言語が日本語なので物語を瞬間的に理解できる

⑶声優さんが演じているので元の役者よりもいい声になったり、キャラクターがとらえやすかったりする

⑷日本語になるとさらに魅力が増すセリフがある

etc.

 ⑴⑵については説明を割愛させていただく。⑶は山寺宏一を例に出したらわかりやすいかと思われる。例えば、「マスク」(原題The Mask)で比較してみよう。

 

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 ジム・キャリーの演技も相当のものであるが、次に山寺宏一が吹替えた「マスク」をご覧いただきたい。

 

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 山寺宏一が吹替えたバージョンの「マスク」は演技がデフォルメ化されていることがわかる。これは、声だけで感情を表現する仕事である声優のなせる業だ。実際、映像を見ずとも声だけで大体この人物のキャラクターをつかむことができる。つまり、吹替え版の方がキャラクターが誇張されること、またどの声優が(どのような声が)当てられているのかということで、この映画におけるキャラクターが「コミカル」なのか「クール」なのか「熱血」なのかということも即座に私たちは判断することができる。

 では次に⑷について。「バトルロイヤル」ではソーの姉・ヘラが登場する。オリジナルのソーはヘラを「ヘラ」だとか「シスター」と呼ぶが、字幕や吹替の訳は「姉上」となっている。字幕は文字として追うしかないが、吹替になるとソーが「姉上」と発音し、ヘラに呼びかけるので、ソーが王位継承者であり、高貴な地位にいることを再認識させられる。また、日本語にしかないような「姉」でも「お姉ちゃん」でも「アネキ」でもなく「姉上」という言葉のチョイスをしていることも日本語独特であり、これは日本語吹き替え版でしか味わうことができない。同様にロキの「兄上」も同じことが言える。

 また、「バトルロイヤル」では「助けて」のシーンが存在する。これについては若干のネタバレになってしまうので、ネタバレを回避したい方はとばしていただきたい。

 

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 これがオリジナルの「Get help」である。「助けて」のシーンだ。オリジナル版のロキのセリフは「I hate it. Humiliated.」であり、直訳すると「私は『助けて』が嫌いだ。屈辱だ」である。

 

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 次に字幕版では「いやだ。屈辱だ」になっている。最後のセリフはオリジナルの「Still hate it. It's humiliating.」(未だに嫌いだ。屈辱だ)から「やっぱり屈辱だ」のみになっている。これはセリフの秒数の短さから「Still hate it.」が削られた形になっている。また、ソーの「No no,for me,it's not.」(いやいや、俺にとってはそんなことないさ)というセリフも「俺は楽しめた」に変えられている。個人的には字幕版の方がソーの身勝手さにロキが振り回されている感じがしてすきだ。

 

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 最後に吹替え版の「助けて」のシーン。こちらでは「屈辱的だ」の訳が「恥ずかしい」に変えられている。口の動きの問題もあるだろうが、これはかなり面白いと個人的には思っている。「屈辱的」よりも「恥ずかしい」の方が聴こえ方としてかなり幼く聞えるように思う。ロキというキャラクターのことを考えれば「屈辱的だ」という訳の方がぴったりくるとは思うが、このシーンはソーとロキが幼いころから繰り返しやっていた(と思われる)「助けて」を何年かぶりにやってみようじゃないか、というシーンなので、「恥ずかしい」というセリフでロキがまるで童心を思い出したように感じられて個人的にはかなり好きな訳だった。

 また、ソーの最後のセリフも「俺は全然平気」という字幕版を優に超えてくる自分中心とでもいうような訳に変わっていて、日本語吹替え版のソーはかなり”ひどい”ソーになっている。個人的にはこちらもロキにどうしてソーが恨まれてきたのか理解がはかどるように思えるのでかなり好きな訳だ。

 

おわりに

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(図11「マイティ・ソー/バトルロイヤル」撮影風景*20

 字幕も吹替もやはりそれぞれ長所と短所が存在する。英語が第一言語でなかったことで起きる不便さに比べれるとかなり小さなプラスかもしれないが、私たちは英語が母語でなかったことで、一つの映画でも2パターン、あるいは3パターン(オリジナルのセリフ・字幕訳・吹替え訳)を楽しむことができる、かなりお得な国にいるのかもしれない*21。いつも字幕でしか観ない、吹替でしか観ないという方も、今後はぜひとも違う方の見方もしてみていただきたい。

 

 

というわけで、今回は卒論風にブログを書いてみました。もちろん「風」なだけで今書いている卒論とは似て完全に非なるものとしてできあがっていますが…。

さて、全く進んでいない卒論書こう!!

約9500字にも及ぶ長文ブログを読んでくださってありがとうございました!

 

*1:Thor: Ragnarok cameo possibly revealed, Quentin Tarantino’s Star Trek movie, why Batman v. Superman failed critically and more – Daily News Roundup

*2:渡英していた時にイギリス人の先生が教えてくれた。実際にアメリカでもそうなのかどうかは定かではない。

*3:ハリー・ポッターなんかは声優に石田彰を起用していたりなどもするのでこの傾向が強いように感じる。また、「金曜ロードショー」など地上波でよく流されている映画は吹替を支持する人が多い印象を受ける。

*4:Dubbed Vs. Subbed - The Tacoma Ledger

*5:マリー・アントワネットを演じたのはサム・ライミ版でMJを演じたキルスティン・ダンスト。近年では「ドリーム」(原題Hidden Figures)などでも活躍。 Marie-Antoinette, Marie Antoinette Princesse de Lamballe: "Can't you | Sofia Coppola Movie Quotes | POPSUGAR Love & Sex Photo 10

*6:一応歴史学を専攻しているので一応解説するが、「パンがなければケーキを食べればいいじゃない」というマリー・アントワネットが言ったとされている有名な逸話である。しかし実際はマリー・アントワネット自身がこの言葉を言ったという記録は残されていない。この言葉についてはウィキペディアに参考文献付きで詳細が載っているので、そちらを参考にされたい。ケーキを食べればいいじゃない - Wikipedia 仮にも歴史学を専攻しているのにウィキペディアで解決するという愚行をお許しください。

*7:'Thor' cast surprise fans with a low-budget live-action version of the film / Boing Boing

*8:Watch Thor and Loki team up in new and epic Thor: Ragnarok trailer | Metro News

*9:脳筋とは (ノウキンとは) [単語記事] - ニコニコ大百科

*10:Thor: Ragnarok - 14 spoiler-filled questions answered | Den of Geek

*11:マーベル作品はこの順番で!時系列を完全網羅して新作に備えよ!【完全保存版】 | ciatr[シアター]

*12:Movie Review: Thor Ragnarok - Hammervision

*13:元々この設定は原作コミックでは「プラネット・ハルク」というハルクが主人公のコミックで出てくる舞台である。出典はウィキペディアプラネット・ハルク - Wikipedia

*14:『マイティ・ソー バトルロイヤル』名言続出!タイカ・ワイティティ監督が製作の秘密を語る ― 「本編の8割アドリブ」の真実も | THE RIVER

*15:Thor: Ragnarok Movie Real Look Super | Online Movie Review

*16:Thor Ragnarok Trailer Breakdown

*17:戸田奈津子氏などのハイパー意訳(誤訳)などは例外として扱いたい。参照:戸田奈津子の翻訳が異常なまでにバッシングされる8つの理由 | netgeek ちなみにこんなに叩かれているのに戸田奈津子氏はこんな本を出しているし、ある程度売れているので不思議である。

ときめくフレーズ、きらめくシネマ

ときめくフレーズ、きらめくシネマ

 

*18:スパイダーマン/ホームカミング」では「Love」と「Larb」(「ラブ」という発音が似ている)のダジャレがある。

 

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*19:Thor: Ragnarok: Odin Knew of Cosmic Threats That Thor and Loki Didn't - IGN

*20:http://www.modernmythmedia.com/2016/08/thor-pays-a-strange-visit-on-ragnarok-set/

*21:もちろん、公開時期は遅いし、ハリウッド俳優はトム・クルーズ以外はそんなに来日してくれないし、それなのに隣国である韓国や台湾にはハリウッドスターはいっぱい来訪していたりして、かなり歯がゆいことはある。