- 本日の企画
- ノミネート作品
- ①トイストーリー4
- ②東京喰種【S】
- ③劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer
- ④ワイルドスピード スーパーコンボ
- ⑤永遠に僕のもの
- ⑥ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
- ⑦Good Boys(日本公開未定)
- ⑧DINER
- ⑨Girl
- ⑩劇場版おっさんずラブ~LOVE or DEAD~
- ⑪ロケットマン
- ⑫やっぱり契約破棄していいですか!?
- ⑬ビルド NEW WORLD 仮面ライダーグリス
- ⑭かぐや様は告らせたい 天才たちの恋愛頭脳戦
- ⑮Hustlers(2月日本公開予定)
- ⑯アド・アストラ
- ⑰フッド・ザ・ビギニング
- ⑱The Goldfinch(日本公開未定?)
- ⑲ハッピー・デス・デイ
- ⑳ジョーカー
- ㉑イエスタデイ
- ㉒グレート・ハック SNS史上最悪のスキャンダル
- ㉓アメリカン・ファクトリー
- ㉔EARTHQUAKE BIRD
- ㉕アナと雪の女王2
- ㉖ナイブズ・アウト(日本公開:2020年1月)
- ㉗フォードVSフェラーリ(日本公開:2020年1月)
- ㉘ジュマンジ ネクスト・レベル
- ㉙スター・ウォーズ エピソード9 スカイウォーカーの夜明け
- ㉚パーフェクト・デート
- ㉛Spies in Disguise(日本公開未定)
- ㉜マリッジ・ストーリー
- 第10位
- まとめ
本日の企画
あけましておめでとうございます!2020年最初の投稿の今回は毎年恒例2019年下半期映画ランキングをお届けいたします~!
source:https://www.theatlantic.com/entertainment/archive/2019/10/joker-movie-controversy/599326/
今年と言えば『ジョーカー』かな、と思っただけで『ジョーカー』が1位になるとは限りません。
ノミネート作品
今回もこれまでと同じく私が劇場で観た作品+Netflixの新作オリジナル作品のみとしたいと思います。(また、私はNetflixで観たが日本公開は今年だったものも含むことにします。)
ちょっと渡英による引っ越しと就活などがありあんまり映画が観られなかった下半期だったのが悔やまれますが、ざっと振り返ってみたいと思います!
(書き終わった映画ノートを一緒に渡英させるのを忘れた関係で順番はめちゃくちゃです)
①トイストーリー4
まさに素晴らしい「フィナーレ」と言われていた前作『トイ・ストーリー3』に続くまさかの続編。
日本では賛否両論が巻き起こったものの、世界的には今作も前作同様絶賛評が相次いだ。
②東京喰種【S】
source:https://tokyoghoul.jp/
同名大人気漫画の実写作品第2弾。主演の窪田正孝は続投、ヒロイン:トーカは今作からキャスト変更がされ、山本舞香に。
今作では喰種レストラン編が取り扱われ、月山役には松田翔太がキャスティングされた。
③劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer
source:https://subway.city.fukuoka.lg.jp/odekake/jiou_nazotoki.php
平成ライダーの最後を飾る「仮面ライダージオウ」の初の単独映画。『邦キチ!映子さん』にも取り上げられるなど、邦画界隈の一部でとても話題になった一作。
④ワイルドスピード スーパーコンボ
大人気シリーズ『ワイルド・スピード』のスピンオフ作品。ロック様とステイサムの敵なんて誰がこなせるんだと思っていたらイドリス・エルバがキャスティングされ、大納得した。
⑤永遠に僕のもの
source:https://www.filmfactoryentertainment.com/films/el-angel/
アルゼンチンに実際に存在した連続殺人犯である美少年の物語を基にした一作。とにかく綺麗な主人公が繰り広げていく大胆な犯罪と切ない恋物語。
⑥ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
source:https://www.buffalorising.com/2019/10/once-upon-a-time-in-hollywood-breaking-the-rules/
巨匠クエンティン・タランティーノの最新作にして、レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットの初共演作品。実在した人物とフィクションの人物を交えて描かれる1960年代のハリウッドの映画界。
⑦Good Boys(日本公開未定)
『ルーム』『ワンダー』などで知られるジェイコブ・トレンブリー主演作品。過去2作とは打って変わって完全なダーティーコメディ作品。
⑧DINER
蜷川幸雄監督に見いだされた逸材・藤原竜也が、蜷川監督の娘・蜷川実花とタッグを組んだ一作。蜷川実花ワールド全開で送られる美しくおかしい殺し屋たちのアクション料理映画。
⑨Girl
トランスジェンダーのバレリーナの少女の苦悩と葛藤、そして美しさを描いた作品。主演のヴィクター・ポルスター自身はシスジェンダーの男性であり、トランス女性ではないが、見事にトランス女性を演じきったことで賞賛されている。
⑩劇場版おっさんずラブ~LOVE or DEAD~
大人気ドラマ「おっさんずラブ」のドラマ本編のその後を描いた一作。ドラマのキャストのほかに、沢村一樹と志尊淳が新たに参加し物語を盛り上げる。
⑪ロケットマン
source:https://www.udiscovermusic.com/stories/elton-john-songs-in-the-rocketman-film/
『キングスマン』『シング』などのタロン・エジャトンがサー・エルトン・ジョンを演じた伝記映画。監督は『ボヘミアン・ラプソディ』での仕事ぶりが記憶に新しいデクスター・フレッチャー。歌唱シーンはタロンが歌っており、彼の歌唱力はサー・エルトン・ジョンにも認められている。
⑫やっぱり契約破棄していいですか!?
source:https://www.pophorror.com/dead-in-a-week-or-your-money-back-hits-digital-downloads-soon/
『ダンケルク』での陰のある演技で印象的なアナーリン・バーナード主演のダークコメディ。死にたがりの主人公のもとに営業成績の悪い殺し屋が現れて…。
⑬ビルド NEW WORLD 仮面ライダーグリス
今やすっかりおなじみとなったVシネクストとしての「仮面ライダービルド」スピンオフ。「ビルド」の3号ライダーである猿渡一海を主人公に迎え、本編後の世界を描く。
⑭かぐや様は告らせたい 天才たちの恋愛頭脳戦
同名人気少年漫画の実写映画作品。主演にKing&Princeの平野紫燿、橋本環奈を迎え、最強顔面偏差値で贈る作品。
⑮Hustlers(2月日本公開予定)
source:https://www.cinematerial.com/movies/hustlers-i5503686/p/kwvdo4fu
実際に存在したストリッパーの女性たちの話を基に描かれた作品。主演には『クレイジー・リッチ・アジアン』のコンスタン・ウー、そしてジェニファー・ロペスが準主演を務める。今作でジェニファー・ロペスはオスカー受賞が期待されている。
⑯アド・アストラ
ブラッド・ピット主演のスペースSF大作。映像美がとにかくすごいと各所で話題だったため、今年一IMAXが似合う作品だったかもしれない。
⑰フッド・ザ・ビギニング
source:https://www.hometheaterforum.com/community/media/2018-robin-hood-poster.5468/
タロン・エジャトンとジェイミー・フォックス出演でおくる中世ヨーロッパを舞台にしたアクション映画。本作のプロデューサーはレオナルド・ディカプリオ。
⑱The Goldfinch(日本公開未定?)
『ベイビー・ドライバー』のアンセル・エルゴートを主演にむかえ、同名の人気小説を実写映画化。テロ事件をきっかけに人生を狂わされた少年の哀しい半生を描く。
⑲ハッピー・デス・デイ
何回も何回も正体不明の誰かに殺される一日を過ごすことになった主人公が、「次の日」まで生存するために犯人に立ち向かうスリラーアクション映画。
⑳ジョーカー
間違いなく今年一番話題になった映画といえば今作。DCコミックスのバットマンの悪役の一人、ジョーカーの描かれてこなかった生涯を描く一作。あまりにも良い出来すぎて影響を受けた観客によって犯罪率が上がるのではないかと米警察が警戒するレベルだった。
㉑イエスタデイ
source:https://cwseattle.cbslocal.com/2019/07/10/movie-review-yesterday/
自分以外の人間がビートルズを覚えていない世界で、ビートルズの曲を自分の曲として発表し始める主人公に待ち受ける運命とは…?監督は『スラムドッグ・ミリオネア』などで知られるダニー・ボイル。
㉒グレート・ハック SNS史上最悪のスキャンダル
ケンブリッジ・アナリティカ、そしてFacebookによる個人情報の不正利用を調査するドキュメンタリー映画。Brexitやアメリカ大統領選にまで影響したのではないかと言われる事件の真相とは?
㉓アメリカン・ファクトリー
退任後のオバマ元大統領とその夫人によって設立された映画会社によってリリースされたドキュメンタリー作品第一弾。中国企業がアメリカに進出し、そこで対面した文化や考え方の相違のリアルな様子を映し出す作品。
㉔EARTHQUAKE BIRD
Netflixオリジナル作品で、『コードネームU.N.C.L.E.』や『トゥームレーダー』などで知られるアリシア・ヴィキャンデルと、『High & Low』シリーズなどで知られる小林直己が主演。1980年代の日本が舞台で、監督は『アリスのままで』などで知られるウォッシュ・ウェストモアランド。プロデューサーはリドリー・スコット。
㉕アナと雪の女王2
世界的大ヒットになった前作の続編。エルサの氷の能力のオリジンを探す物語。吹き替えキャストは神田沙也加、松たか子らは続投。
㉖ナイブズ・アウト(日本公開:2020年1月)
『スター・ウォーズ 最後のジェダイ』の監督、ライアン・ジョンソンがアガサ・クリスティに捧ぐミステリーコメディ映画。主演に『007』シリーズのダニエル・クレイグを迎え、『キャプテン・アメリカ』『アベンジャーズ』で知られるクリス・エヴァンスも出演。
㉗フォードVSフェラーリ(日本公開:2020年1月)
実在したF1ドライバーのストーリーを基に描いた一作。マット・デイモンとクリスチャン・ベールの豪華二大キャストによる熱い友情物語は必見。
㉘ジュマンジ ネクスト・レベル
source:https://majestic-cinema.co.uk/MajesticKingsLynn.dll/WhatsOn?f=27431981
同キャストによる前作の続編。新しいキャストに『クレイジー・リッチ・アジアン』や『オーシャンズ8』『フェアウェル』などとにかく活躍が目覚ましいオークワフィナが加わっている。
㉙スター・ウォーズ エピソード9 スカイウォーカーの夜明け
エピソード7より続く新たなるサーガの最終章。前作『スター・ウォーズ 最後のジェダイ』によるとんでもない賛否両論(否定派多し)の末、エピソード7の監督であるJJエイブラムスが自ら風呂敷をたたむこととなった。
㉚パーフェクト・デート
アメリカの恋人と言われる次世代スター、ノア・センティネオ主演のNetflixオリジナル作品。何かすごいことをしたいと思っていた主人公は、レンタル彼氏アプリを作り、依頼者である女の子の要望に合わせたキャラを演じるというビジネスにたどり着くのだが…。
㉛Spies in Disguise(日本公開未定)
ウィル・スミスとトム・ホランドを声優に迎えて描いたCGアニメーション作品。超優秀スパイがある日突然追われる身になってしまい、「姿を消すことができる」という薬を飲んでみたところ、なんと姿形が鳩に変化してしまって…?!
㉜マリッジ・ストーリー
Netflixオリジナル作品。『アベンジャーズ』シリーズなどで知られるスカーレット・ジョハンソン、『スター・ウォーズ』シリーズのアダム・ドライバーを主演に迎えて送る「婚姻関係」の複雑さを描いた作品。他人から夫婦へ、そして夫婦から他人へ変わるのは唐突なことではなくて…。
以上32作でした。やっぱり下半期全然映画観れてなかったですね。ショック…。いつもの半分ほどでしょうか。反省しました。2020年はもっと映画観るぞ~!!!
第10位
『永遠に僕のもの』
天使の顔をした殺人鬼の話と聞いて興味がわかない人がいるだろうか、いやいない!というわけでね、まんまと観に行って「何この性癖全部詰めましたみたいな映画…」とぼうぜんとしながら帰って来て、死ぬほど人に勧めた一本になりました。最高です。
殺人鬼と言いつつもここ最近よくあるケラケラ笑いながら人を殺すようなサイコキラーとかではなくて、どちらかというと人を殺すことに対して何の感情もないというか、手を洗う、顔を洗う、歯を磨く、そして人を殺す、みたいなそんな感じでした。何かが欠落しているとでもいうんですかね。優雅に人を殺していくので本当に死んだ?とちょっとびっくりするレベル。
にしてもこの天使が本当にかわいいんですわ!めっちゃかわいいんですわ!なんやこのぷるっぷるのくちびるは~~~!!!???どこのリップ使ってるんですかマジで~~~!?!?!と言いたくなってしまう。
そしてこの作品で避けては通れないのはなんといっても「マリリン・モンローみたいだ」のシーンでしょう、そうでしょう。未見の方何を言っているかわからないと思いますが、とにかくこの作品は「マリリン・モンローみたいだ」のシーンがすべてなんですよ。ごめんなさい嘘です。冒頭の優雅すぎる空き巣シーンも大好きでした。
でもとにかく「マリリン・モンローみたいだ」のシーンが2019年下半期で最も頭に残ったシーンだったといっても過言ではないですね。最高でした。友人の感想が「いっやキッスせんのかい!」だったのは笑いました。わかるけど。『君の名前で僕を呼んで』が好きな人には刺さりまくりそうな一作でした。逆に今作を観ると『君の名前で僕を呼んで』が観たくなったりもしました。そう、実はサイコキラー映画に見せかけて切な系恋愛映画なのです。
第9位
2019年は(というか「も」?)Facebookが何かと話題になっていた年でしたが、このタイミングで観られてよかった!と思った作品でした。
本当にいつの間にかこんなにも身近になってしまったSNS。もちろん便利ですし、私は自他ともに認めるクソツイッタラーなのでSNS大好きなのですが、やっぱり脅威は否めないな、と改めて感じさせられた1本でした。
まさかこんなところで私たちが当然のように享受している民主主義が崩壊の一途をたどり始めていたなんて、と本当に開いた口が塞がらないとはこのことでした。
そしてこのクソみたいに気分の悪い米大統領選で生まれたみんなだいすきドナルド・トランプさんのせいで今度は第三次世界大戦だなんだとイギリスでは大騒ぎな今日でした。
本当によかったんでしょうか、こんな大統領を生んでしまって。私は先月のイギリスの選挙の結果にがっかりしてから、もう選挙に期待はできないなと思っているんですけど、それでもアメリカにはどうにかしてトランプを再選させないでほしいとは思ってます。
こちらの映画についてはすでに記事を書いていますので、よろしければそちらも閲覧いただけると幸いです!
第8位
やっぱり契約破棄していいですか!?
source:https://www.microsoft.com/en-gb/p/dead-in-a-week-or-your-money-back/8d6kgwxn46kc
イギリス感がすごい感じられて面白かったのと、なんだかんだこの映画のエンドがやっぱりだいすきだったので8位に入れました。
もう一から十までイギリスって感じの映画だったんですが、本当にユーモアたっぷりなコメディ作品で面白かったです。Rotten Tomatoesは批評家レビューもオーディエンスレビューも結構微妙なんですが、私はB級コメディ作品だと思って見れば全然面白いっていうか、『翔んで埼玉』とか『銀魂』とかをゲラゲラ笑って楽しんでる日本人はこれたぶんすきだよ…って思いましたね。(作品の性質は全然違いますけど)
とにかくこの映画は「不謹慎のその先にある笑い」とか「笑ってはいけない場面の笑い」とか「緊迫した場の笑い」とかそういうものが好きな人に向いています。
あとコメディ作品ですけどどこかなんとなくおしゃれというか可愛らしいのもこの作品の魅力の一つかと思います。私は殺し屋の奥さんがすごくかわいくて大好きでした。でもなんかよくわからないうちに男女が惹かれあってセックスしちゃうのは、従来の外国映画~って感じでそこはもう少しどうにかなっただろとか思いましたね。
こちらの作品については記事もすでに書いているので、興味を持たれた方はこちらもご覧いただければ幸いです。
第7位
マリッジ・ストーリー
source:https://www.gq-magazine.co.uk/culture/article/marriage-story-review
今年もNetflixオリジナル作品が強いです。今作は特にIrishmanと並んでめちゃくちゃ賞レース勝ちまくってますからね。でもそれも納得の一本でした。劇場で公開されているときに劇場で観るんだった、と家で観てから公開した一本でもありました…。やっぱり映画は映画館で観るんだ、人類…!
さて、この作品ですが何がいいって『スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け』と全く同じでアダム・ドライバーがとにかくいいのです。どこのシーンをとってもアダム・ドライバーのシーンはどれもがよいです。今後はアダム・ドライバーが出てるだけで5億点!とか言ってしまいそうです。でもそれくらい彼の演技が素晴らしかったです。
私は実は親が離婚しているので(しかもちょうどこの夫婦の子どもと同じくらいかそれより小さい頃とかでした)、なんだか他人事とは思えなくてめちゃくちゃな気持ちになりながら観てました。夫婦って難しいですよね…。まぁ私の両親はこんな素敵な関係では全くなかったんですけれども…。
離婚についての話し合いのシーンで、昼食を取ろうとなった時に旦那の食べたいものを旦那よりも先にわかってあげてしまうシーン、せつなすぎて好きでした。
第6位
タロンくんが本当にかわいかった今作!ほんとにほんとにかわいくて、後半はほっぺが落ちそうになりながら観てました。(本当にほっぺを抑えながら観てました)
この映画の魅力は何といっても、サー・エルトン・ジョン本人からもお墨付きをもらってるタロン君本人による歌唱シーンでしょう!しかも歌唱しつつも、ちゃんとドバドバ洪水のように彼が何に傷ついているのか、何を思っているのかが心に直接流れてくるのですごいんですよね。やっぱりタロン・エジャトンは天才です。いい役者です。本当に!もっと有名になってほしい…!!
私が好きだったシーンは、初めて恋人ができてルンルンするシーン!いろんなかわいい衣装を着てキャリアも成功していってという生活が上向いてきたときの嬉しそうなタロンくん演じるエルトンが本当にかわいいのです。
エルトン・ジョンのことを変な派手な衣装着た変な歌手、としか思ってなかった人も、全然知らないという人も、そしてエルトン・ジョン大好きな人も、とにかくみんなに観てほしい一作です。
第5位
ジョーカー
2019年一番映画界で騒がれた一本と言えばこの作品で間違いないでしょう!映画を普段見ていない人も今年一度はこの作品名を聞いたのではないでしょうか。
この作品については語れば語るほど嘘っぽいというか、薄くなるというか、何を話せばいいのかわからなくなるのですが、本当にグサグサ刺さるものがありました。
特にこれをアメリカの今の格差社会で苦しんでいる環境で観た人は本当に影響を受けてしまうだろうなと安易に想像ができるほど、完全なるフィクションなのに、こんなに現実を映しているものがあるのかな、と思うような作品で、これは評価せざるをえないよな…と。もうそれ以外の選択肢を奪われたような感覚でした。
どこまでも希望がないというか、光があると思ったら、それは幻想で、今まで信じてきたわずかなやさしさや愛でさえも偽物で、どんどんどんどん闇におぼれていくのを体感できる、そんな映画でした。そして最後の最後には自分がどこにいるのかわからなくなって、上も下も右も左もわからないという不思議でひどく道に迷わされる、まさに鑑賞ではなく「体験」ができる作品です。
続編を作るという話があるそうですが、個人的には今作はこれで終わるからいいのだ思っています。またジョーカーを主演に迎えた作品を全く別軸で撮るというのであれば、それは観てみたいですが、ホアキン・フェニックスによるジョーカーはもうこれで完成されているので、下手に何か足す必要はないんじゃないでしょうか…。
ちなみにこんな記事も書いたので、よろしければご覧いただけるとうれしいです!
第4位
ナイブズ・アウト
source:https://www.metro.news/film-review-knives-outcharlies-angels/1811283/
『スター・ウォーズ』での汚名をこれでもか!というほど晴らしたライアン・ジョンソン監督最新作の『ナイブズ・アウト』!とっても面白かったです!
いまどき珍しい完全オリジナル作品で、原作がない作品なんですよね。原作がない作品がここまでヒットするのはここ近年では本当に珍しいそうです。今後もオリジナル脚本が売れるといいんですけどね。
この映画何が面白いってそのオリジナルの脚本がやっぱり面白いんですよ!それが純粋にすごい!ミステリと思わせてコメディで、コメディと思わせてドラマで、ドラマと思わせてやっぱりコメディだったりといろんな面があって、展開が進んでいくうちに「さて次は何がくる」と観客の心をつかんで離さないとはこのことか!と思わされること町がなしです。
あとはなんといっても主演のダニエル・クレイグがかわいいんですよね~。張り切りおじさんかわいい~!!!007のジェイムズ・ボンドでしかダニエル・クレイグを知らなかった私は本当にこのギャップにやられてしまいました。ああ、かわいいよおじさん…!
日本ではこれから公開になりますので、ぜひぜひウォッチしてくださいませ~!!!
第3位
フォードVSフェラーリ
source:https://www.rogerebert.com/reviews/ford-v-ferrari-movie-review-2019
これは個人的にはかなり棚ぼた的な作品でした。マット・デイモンとクリスチャン・ベールの共演作品か~、観とくか~くらいの気持ちで観に行って、号泣して帰るという作品になりました。
もうこの作品ほんとにどこをとっても100点!映画として素晴らしい!としか言いようがない!というような作品でして、本当にこの映画を観て後悔させないから!と約束しますので観てください!
あんまり私はF1、というよりも車自体にそんなに興味がある方ではないのですが、今作はそんなこと関係なくとにかく映画として面白いので、あんまり気負いせずに観に行っていただきたいですね。
私のおすすめのシーンは(とにかく全部おすすめのシーンなんですが)、一番最初の冒頭シーンのマット・デイモンの走行シーン。あれは本当に怖いです。いろんな映画を観てきましたけど、あのシーンは絶対にスクリーンで観ないと意味がないな、と久々に心の底から思わされるシーンでした。DVD出てからとか言わないで、絶対あれはスクリーンで体験してください。そしてできるだけでっかいスクリーンで観るのがおすすめです。
あとはクリスチャン・ベールがあることを決意するクライマックスのシーン。あれは一見の価値ありです。クリスチャン・ベールっていう俳優の素晴らしさがあのシーンにギュッと詰まっているといっても過言ではないです。
個人的には『Wonder』に出ているNoah Jopeくんという子役にも注目していただきたい…!彼は本当に今後注目すべき俳優の一人だと思っています…!!!
第2位
ハスラーズ
source:https://movies.mxdwn.com/reviews/movie-review-hustlers/
もう予告見た瞬間にこの映画絶対面白い!絶対面白い!絶対劇場で観たい!と思って、公開されてすぐに映画館に行ったんですが、本当に素晴らしい!めちゃくちゃにおもしろい作品でした!
予告の期待を裏切らない、というかそれ以上、というかとにかくジェニファー・ロペスがエロくてかっこいい~~!!!!!すき~~~!!!!!ってなっちゃうんですよね。正直この映画私98点!って感じなんですが、そのうちの70点はジェニファー・ロペスのポールダンスシーンが一人勝ちしたところありますからね。これは過言です。
私たちの生活を苦しめてる金持ちから金をぶんどって何が悪い、というような映画なんですが、私は常に貧困側の人間なので「よっしゃやっちまえ!」と思いながら観てましたね。日本でやるならぜひ応援上映やってほしいです。
あとよく日本だと女の園は怖い、女同士が集まるとろくなことがないみたいな風に言われますが、この映画観ると「女だけで生きてる方がたのしくね?女だけの世界最高では?」となってしまいますね。最高~~~!!!!
『オーシャンズ8』が好きだった方には刺さるんじゃないかなぁと個人的には思っているので(と言っても『オーシャンズ』シリーズのあの快感が好きな方には向かないかもですけど…!)、もし当てはまるという方はぜひぜひ劇場でご覧下さいませ!
(※カップルで観に行くよりも友達と一緒に観に行くのがおすすめです)
こちらの作品もすでに記事を書いていますので、よろしければこちらも読んでいただけると幸いです!
第1位
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
2019年下半期1位は『ワンハリ』です~~~~~~!!!!!うわ~~~~~!!!!!!!
これはもう完全にすみません、レオナルド・ディカプリオがだいすきなので仕方ないのです許せ~~~~!!!!という感じです。本当にもうそれ以上でもそれ以下でもなく、リック・ダルトンを演じるディカプリオのかわいさが最高でかわいさが天元突破しているのでもう本当にむりなんですごめんなさい、これはもう誰が何と言おうと1位なんです私の世界では~~~~!!!という語彙力とはみたいなランキングになってしまいすみません。でも本当なんです。
でもディカプリオを抜きにしても、映画としても素晴らしくて、こんな映画はタランティーノにしか撮れないし間違いないし、こんなにおもしろい映画に出会ってしまって今後の私の映画人生大丈夫か、これ以上に面白い映画にちゃんと出会えるのかとちょっと不安になるレベルで面白かったです。個人的には本当に衝撃の出会いでした。
そしてこの映画がすごいのは、単なる作品名だけじゃなくて救済にもなっているという点ですよね。ただの映画を超えているんです。この映画によって1人の人間が死後に救われるという、本当に価値ある一作になっているな、と思います。こんな何番煎じどころではない話をしてもしょうがないんですけど、本当にそうなんですよね…。映画という存在を超えた作品であり、映画としてもしっかりと面白い。そんな化け物のような一本でした。もちろん『ジョーカー』もそんな作品ではあったんですけどね。
まとめ
source:https://www.wwnytv.com/2019/12/27/bombshell-movie-review/
というわけで2019年下半期映画ランキングでした!2019年中にかけなかったのが悔やまれます…。ブログ始めてから初めて下半期映画ランキングが12月中に書きあげられなかった気がします…。残念…!!!!
さて、2020年が始まりましたが、私が今最も気になっている映画は『Bombshell』です。邦題忘れましたが、日本でも確か1月か2月に公開だったと思います。あとは、先日『Little Women』観ました。もうこの作品はすでに2020年1位では…?!と思うほどよかったですね…。本当によかった…。邦題とんでもないことになっていましたが大丈夫でしょうか。心配です。
そんなわけで2020年もたくさん映画を観ていこうと思っていますので、今年もよろしくお願いいたします~!!!
ちなみに2019年下半期のワーストは蜷川実花監督作品のDINERでした。あれはなんというか、観ても何も得られない作品でしたね。でもいつもここで挙げているワースト作品よりは面白かったと思います…。いや、どうだろう…。個人的にはショックで寝込みかけるくらい面白くなかったです。