きねまないと

最近映画が好きになった20代が素人目線で好き勝手に映画の感想を綴るブログ。

主人公の名字しか知らない状態で『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』を観て研磨に即落ちするオタク

 

本日の映画

今回は『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』についてお話ししていきます。

source: 『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』予告/2024年2月16日(金)公開 - YouTube

 

*今回はあらすじを知らない状態で観に行った上に今もこの話が原作のどのあたりの話なのか全くわかりませんのであらすじをすっ飛ばします。ちなみに予告はこちらの通りです。

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ハイキュー!!』それは私からするとなぜか全く通ってこなかった作品です。私の視点からだと、『ハイキュー!!』って『黒子のバスケ』と入れ替わりで人気になった作品で*1、個人的に『黒子のバスケ』が全然刺さらなくて(というか『スラムダンク』が面白すぎたよね*2バスケ漫画はね……)『ハイキュー!!』もその系統を継いでいるのかなと思っていたので、なんとなく避けていた漫画でした。

そんな『ハイキュー!!』をどうして全く知らない状態で観に行くことになったのかというと、私のお友達(なぜかフランスで嵐を見つけて嵐の大ファンをやってて今は道枝駿佑目黒蓮SixTONESにハマっているフランス人)に「私全然『ハイキュー!!』知らないんだけど一緒に映画観に行かない?!」と言われ*3、まぁこの子も知らないなら行ってみるか……ということでなんとなく観に行くことになりました。

ちなみに私がこの映画を観に行く前に持っていたハイキュー知識:

- 主人公の名前が日向。

- 多分主人公は小さい。

- ライバル?に影山という明らかに『スラムダンク』で言えば流川みたいなのがいる

- 灰色の髪の先輩が異様に人気

- ツッキーという眼鏡キャラがいる

いや使える知識ねえ〜〜〜〜。ですが、結構周りに『ハイキュー!!』が好きという友達たちがいて、その人たちから『ハイキュー!!』は『黒子のバスケ』とか『テニスの王子様』とかの系統じゃなくてガチバレーボールだよと聞いていたので、ちょっと安心してました。普通にバレーボールの試合見に行く感じで観に行けるのは一見さんの私にとっては嬉しい事実。

ちなみにこれ後で明らかになったんですが、一緒に行ったパリジャン実は普通に『ハイキュー!!』途中までアニメ見てて全然知らないとかいうのはクソ嘘で本当にやられました。なんだよお前、俺と一緒に全然知らない状態から『ハイキュー!!』を楽しむんじゃなかったのか……!!

そんなこんなで観に行ってきた感想ですが。

 

 

 

 

 

研磨の存在を知ってて今まで私に伝えなかった人間全員処す。

source: 「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」は「バレーボールは楽しい」に気づかせてくれる孤爪研磨の物語 | アニメ!アニメ!

え?なに?こんないいキャラがいて私に教えないってなんかもういじめじゃん?え、そういう嫌がらせを私は2012年からずっと周りの人間たちから受けてたの???みんな12年くらい前から研磨の存在を知ってた上で私とご飯行ったりカラオケ行ったりディズニー行ったりしてたの???え、研磨の存在を知らせないで????え、本気で何?????マジで何が起きてるのかわからなくて??????????え??????????何、マジで、本当に。今まで研磨の存在を私にひた隠しにしてきた人、マジで何?本当、裏切り????????????私たち今まで友達だったよね??????友達だと思ってたのは私だけだったの???????こんな噛めば噛むほど味が出るキャラクターをどうして今まで私に隠して????????え???????????いやバレーを半ば強制的に教えられて高校でもやってて友達をがっかりさせたくないからっていう理由でやってる割にはガッツリ戦略練って試合参加しててしかも練習試合じゃなくて本気の勝負したくなっちゃってでもやっぱりダウナーでかと思ったらしっかり冷静に分析して負けず嫌いで確実に主人公たちを追い込むのに主人公と戦うのを楽しみにしてたから自分の作戦がうまくいきすぎて主人公の元気がなくなっていくのを見て自分も元気がなくなっていくっていやお前!!!!!!!!!!!!!!!!一人でどれだけ味を出す気だよ?!?!

私は主人公が日向という少年だと聞いてたのに今作ってまさに『THE FIRST SLAM DUNK』と同じで主人公が原作と違って翔陽から研磨に変えられているわけですよね*4、これがマジでほんとにいい脚色だなと思ってとにかくアッパレです。しかもそれでいて音駒だけを応援したくなるでもなく(なぜなら研磨自身が翔陽との試合を楽しんでいるから、こっちも烏間に負けて欲しくなくなる!)という本当にうまい。まあ流石にこれちょっと『THE THE FIRST SLAM DUNK』すぎねえかと思うところがなかったわけではないですが、体育館の中でやる球技の試合なんだから雰囲気が似るのは仕方ねえよという結論に至りました。

source: 「ハイキュー!!」日向翔陽、影山飛雄たち烏野高校をみんなで応援♪ ABEMAで全シリーズ9日連続一挙放送! | アニメ!アニメ!

しかも私ずっと影山と翔陽がライバルだと思ってたのに違うじゃん!!どっちかというとこの二人は流川と桜木花道よりももっと仲間意識が強いし冷静で*5、「なんかごめんな、俺、お前たちのこと流川と桜木花道だと思って……。お前たちの方が40倍くらい理性があるよ」と反省しました。でもこの二人の信頼性がこの試合の中でも高められていくのもめっちゃ熱かったですね!!!やっぱりこういう二人の関係性が強められていくのいいなーーー!!!!!それでいてしっかりと研磨と翔陽との関係性とも絶対に違うのをこんな短い話の中でしっかりと描けているのもすごいなと。しかも今作、結構人と人との関係性を描く交通整理がうまくできてて、確かにアニメ映画ならではというか、アニメだからここまで説明台詞でもいけてるなという点はあるんですが、それでも割と気にならないでスッと入ってくるセリフでみんなの関係性を説明してくれるのでかなり一見さんにも優しくてよかったです。

特にツッキーと黒尾の関係とかもしっかり描かないまでも二人がどんな関係なのかなというのをこの作品を見ただけでも十分想像がつくようにできているのがすごいですよね。しかも黒尾と研磨の関係性も手を抜かずに描いているのに!あと関係性だけではなくて、それぞれのキャラクターがどんな人物であるのかを魅せるのもうまくて、見終わった後にはそれぞれがどんな人なのかなんとなくわかるようになってました。

source: ラストの研磨目線で描かれる演出の圧倒的な臨場感|Real Sound|リアルサウンド 映画部

しかし私今作で一番びっくりしたのは作画ですね……。どの場面をとっても作画が本気すぎる。特にやはり試合中のあの熱気が伝わってくるような臨場感あふれるシーンの数々ですが、試合が進んでいくにつれ、登場人物たちが疲労により肩で呼吸をするようになっていきますが、ここの呼吸によって動く体のリアルさよ……?!いやどうやったらそんなマジの呼吸が描けてしまうのかとちょっともう目かっぴらいて見てました。本当にあの作画だけで何かの賞獲ってくれって感じなんですけど、終盤で文字通り研磨の視点でまさに自分がコートにいて、疲労で何を見ているのかもわからない、体が言うことを聞かない、でも必死でボールを追いかけると言うのを体験するあのシーン、あれは流石に鳥肌が立ちました。こっちまでまさに肩を上下に動かして息をしてしまいそうになるほど、あの瞬間、私はコートにいて研磨になってました。

source: 『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』が興収22.3億円のロケットスタートでNo. 1!はやくも“2024年最大ヒット”が見えてきた?|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS

あとこの作品、すごくよかったのが特にこいつ嫌いだわ〜って思うようなヴィラン的な存在が全くいなくて、一人一人が真剣にバレーと向き合ってて、そこにいる全員がそれぞれの想いを持ってそこにいることでした。やっぱりヴィランがいたり、わかりやすくこいつを倒すみたいなのがあると物語の起承転結が付けやすいのかなとも思うんですが、それがなくてもこんなに面白くできちゃったのはやっぱり主人公が研磨に変えられてて、この話が研磨の大きな成長物語になっていることが大きいのだろうなと。成長というか、内面の小さな変化なんですが、周りの人間からしたらマジで大切に大切に育ててきた研磨の心の種が今このコートで芽を出した瞬間で、そりゃあ翔陽みたいに叫び出しちゃうよねと。これ原作読んでたらあのシーンで号泣間違いなしだったんでマジで読んでなくてよかったです。マジであぶねえ……。ていうかあれ黒尾のファンの人大丈夫だった?俺だったら劇場から走り出して叫び散らかしてたよ。

それからやっぱりお互いが高め合って最高の状態でぶつかって勝ちたいという気持ちがあるので蹴散らしてやりたいとか、どんな手を使ってでも、というわけではなくて、まさに真っ向勝負で、新しい技や相手が試合の途中で成長していくのもお互い目をキラキラして楽しんでいるのが圧倒的に「善」すぎてもう眩しくて最高でした。まさに「友情・努力・勝利」のど真ん中を突き進んでいく『ハイキュー!!』眩しいぜ……!!!!

 

まとめ

source: 冬休みは「ハイキュー!!」三昧!「ゴミ捨て場の決戦」を前に、コミック&アニメが一挙無料公開 | アニメ!アニメ!

というわけで今回は『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』について話してまいりました。というかほとんど友人たちへの涙の訴えになりました。マジで今度からこういう私が絶対好きそうなキャラクターがいたら私をとっ捕まえてプレゼンしてくれ。私が逃げそうになってもとっ捕まえてプレゼンしてほしい。

ちなみに今作、声優が誰が出るかとかも知らないで観に行ってて、途中で「あ、これ梶裕貴だ〜」「中村悠一?!」「か、神谷浩史までもか……」となってたんですが*6

、最後の最後で「炭治郎やん?!?!?!?!?!?!」になりました*7。もうアニメをガッツリ見なくなって久しいんですが、思春期の頃に培ったダメ絶対音感は今も健在のようで自分でも驚いております*8。『ハイキュー!!』には他にどんな声優が出てるのかな〜と思ってWikipedia見に行ったんですが、

高校卒業(、研磨)は大学に進学しながら、株式トレーダーやプロゲーマーやユーチューバーとして活動しており、また株式会社Bouncing Ballの代表取締役でもあり、日向のブラジル修行のスポンサーになっていた。日向に援助した理由は「お金があるし、つまんなくなったら辞める」と日向に言った。またゲーマーとしては「KODZUKEN(コヅケン)」の名前で活躍しており、日向のブラジルでのルームメイトのペドロが日向との別れの時に「KODZUKEN」のサインを送るよう求めるなど、海外でも名が知れてるほど有名になっている。

(引用元:ハイキュー!! - Wikipedia 冒頭括弧内のみ引用者付加。)

な、何があったんだよ、研磨……。ゆ、ユーチューバー……?代表、取締役……????……原作漫画読みます……。

*1:黒子のバスケ』…「週刊少年ジャンプ」で連載されたバスケットボール漫画。バスケットボールが題材になっているが、現実ではあり得ない技が多用されることで有名。

*2:スラムダンク』…「週刊少年ジャンプ」で連載されたバスケットボール漫画。現在でも根強いファンが多い。

*3:嵐…活動休止中の五人組アイドルの嵐であってます。

道枝駿佑…「なにわ男子」の長身ベビーフェイスイケメンの道枝駿佑であってます。

目黒蓮…「SnowMan」の超長身激イケメンの目黒蓮であってます。

SixTONES…ガラの悪そうな六人組だけど歌がバチくそにいけてるアイドルグループであってます。

*4:『THE FIRST SLAM DUNK』…漫画『スラムダンク』の劇場版アニメ作品。連載から実に26年を経た映像作品だったにもかかわらず、凄まじい興行成績を残した作品。日本国内外で大きく話題となった。

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*5:流川と桜木花道…『スラムダンク』の主人公・桜木花道とそのライバルでありチームメイトである流川楓。特にこの二人は一回もお互いを素直に認めるとかいうこともなく喧嘩しながらお互いの足を引っ張りあったり、互いを高めあったりする王道ライバルの関係性。

*6:梶裕貴…声優。『進撃の巨人』の主人公・エレン・イェーガー役で有名。

中村悠一…声優。近年では『呪術廻戦』の五条悟役などで有名。

神谷浩史…声優。『進撃の巨人』のリヴァイや『夏目友人帳』の主人公・夏目役などで有名。

*7:炭治郎…「週刊少年ジャンプ」で連載していた『鬼滅の刃』主人公・竈門炭治郎のこと。声優は花江夏樹。『ハイキュー!!』では星海 光来役を務める。

*8:ダメ絶対音感…聞いただけでどの声優の声であるか当てられるマジで人生で一回も役に立たないスキル。オタクじゃない人間を驚かすこと以外には使えない。