初めましての方も、お久しぶりの方も、昨日ぶりの方もこんばんは。
あやめです。
本日の映画
本日はインド映画「pk」についてお話ししていきます。
(source:PK Official Teaser I Releasing December 19, 2014 - YouTube)
ざっくりとあらすじ
テレビ局に勤める主人公・ジャグーはある日街中で「神様行方不明」のビラを配る男に遭遇する。彼は番組のネタになるに違いないと思った彼女は彼のあとをついていくことに。
すると、彼は寺院で献金箱の中からお金をとったり、留置所をホテルのように使っていたりとまるでPK(インドで酔っ払いという意味)のような行動をとっていた。
果たして彼は何者なのか、そして彼は神様をなぜ探しているのか、神様を見つけられるのか…?
詳しくはこちらでご覧ください。
感想
劇場公開前から、すっごく気になってた作品だったのですが、もう超!面白かったです!!
世界での興行収入が確か120億円を超えてる大ヒット作で、私は新宿のシネマカリテに当日(しかも上映時間ギリ間に合わず)くらいで当日券取って観に行ったのですが、席がほぼ満席で、びっくり!
シネマカリテの平日のお昼ですよ!土日はもしかしたら席取れないかもしれないので、観ようと思ってる方は席の予約をしたほうがいいかもしれません。
ではそんな「PK」の魅力にぐぐっと迫っていきます。
だいすきポイント①ジャグーがかわいい
(Source:PK 2014 Movie 720p Free Download - 720p Movie Download)
PKという題名なのに、最初20分くらいはほぼずっとジャグーのターンのこの作品。
でもこれがまた素晴らしい。ディズニー作品をそのまま実写にしたようなデートシーンがほんとにほんとに美しい。
インド映画って実は観るのは初めてだったのですが、デートシーン歌ってました。でもわざとらしいとかそういうのはなくて、すんなりと受け入れられます。
(Source:Movie Review: ‘PK’ | BizAsia Showbiz)
そしてもうこの最初の20分の時点で様々なドラマがあるもんだから結構(いい意味で)満腹になってしまいました。
それからPKと出会う彼女ですが、PKのまっすぐすぎるほどにまっすぐな生き方を見て思わず笑ってしまうジャグーがまたかわいいのなんのって。
私がすきなジャグーのシーンは、お巡りさんを買収するシーンです。
だいすきポイント②宗教のイメージを払拭してくれる
(Source:Wrong Number: Finding My Religion (PK) - Falling in Love with Bollywood)
これは私の勝手なイメージなのですが、日本人は宗教に対して他の国と比べるとどこか無頓着、またはどこかイベント視していたり、もしくは恐ろしいものだと思っていて、宗教を遠いものと思ってないかな?と思ってます。
(もちろんみんながみんなそういうわけではないですし、日本人は八百万の神を信じているので世界で最も寛容で信心深い人種だという気持ちもあるので一概には言えませんが)
そんな私たちに宗教をより身近に感じさせてくれるのがこの映画ではないか、と個人的には思いました。
神様って何?
神様ってどこにいるの?
という純粋な子供みたいな疑問にこの映画が答えてくれます。
PKがどんどんどんどん私たちには考えつかないような限りなく独特な考え方でその疑問に向かっていきます。
そんなPKの意見がまた意外に的を射ていたりいなかったりでこちらもすごく考えさせられてしまいます。
PKは最後に神様のことをどう思うのでしょうか?そしてこれを観てあなたな神様をどう思いますか?
だいすきポイント③ 愛ってほんとに素晴らしい
(source:Appealing to God, a Disoriented Space Alien Hopes There’s Help Out There - NYTimes.com)
この映画が泣ける映画だと知らないで観に行ってしまったのでもうラスト本当にわんわんわんわん泣いてしまってもう愛って素晴らしいな〜〜!!!!と純粋に涙を流しました。
しかもここに至るまでにちょっとだけ伏線が張ってあったりして、全てがスルスルスルーっと解決されたときに感動の涙と伏線回収の気持ち良さが同時に来てなんかもう感情が爆発しました。
満席だった客席から涙をすする音が絶えなくて、みんな泣いていました。それほど、この作品は美しかったです。
人を愛するということは本当に美しくて、そしてその愛し方には様々な方法があって、そしてそして、あなたが信じていればその愛は決して終わりを迎えない、なんてそんなメッセージが半端なく伝わってきました。
はぁ、そんな素敵な愛を向けられて、向けてくれる人が私にもいればなぁ…。
アーーーーー!!!!私の未来の旦那さん早くーーー!!早く来てーーー!!!
このままじゃ私彼氏いない歴=年齢また更新しちゃうよーーー!!!
だいすきポイント④ 何と言ってもPKが魅力的
(source:Aamir Khan defends PK: Not targetting any particular religion : Bollywood, News - India Today)
でもやっぱりなんやかんや言いつつ、この作品の一番の魅力はPKだと思うのです。
PKの純粋で汚れなくて美しいその心を通して見るこの世界はまだまだ面白いのかもしれないなぁなんて思ってしまいました。
(Source:Aamir Khan: Male Chauvinist or Religious Fanatic?)
人はなぜ宗教を大切にするのか、愛を育むのか、服を着るのか、どうして?なぜ?と疑問に思う心は大事ですね。
(source:How Aamir khan's Movie PK Dancing Car Scene Was Filmed Behind the Scene Video see video)
私が1番すきなPKの言葉は「服とお金は踊る車から調達する」というものでした。踊る車、私はまだ見たことないけれど。いつかどこかで出会ったら服とお金が調達できそうか覗いてみようかな。嘘です。
まとめ
もっと私に語彙力や表現力があればなぁー!
インド映画特有のあのダンスシーンのすごさとか、PKの淡い恋とかその他いろいろについてお話できるのですが、「PK」についてちゃんとレビューするならもっともっと語彙力が必要だなぁと反省しました。国語辞典読みます。三島由紀夫みたいに。
この作品も前回紹介した「湯を沸かすほどの熱い愛」同様、映画評価サイトで星4つ、辛口映画レビューサイトのRotten Tomatoesで93%を叩き出す高評価。その高評価は嘘じゃないです!!
心震わせるほど素敵な映画なので、本当にぜひぜひぜひ劇場に足をお運びください。
ううーん、しかしこの映画が本国で公開されたのは2014年、今は2016年…。
なんで日本に外国の映画がやってくるのはこんなにも時間がかかるのでしょうか…????
日本人は他の人の評価を気にするから仕方ないっていうのは嘘嘘嘘!!!!そんな考えは
(source:無駄無駄無駄無駄無駄 : □LINE、メールに使えるレス画像【漫画・ジョジョの奇妙な冒険】 - NAVER まとめ)
そしたら邦画も海外でやって流行ってから持ってこいよクソ!!!!
すみません、取り乱しました。
まぁつまり早く日本にも海外映画持ってきてよ!というわけですね。
話題作じゃなくてもせめて1ヶ月くらいの遅れで公開してほしい…。
話が逸れてしまいましたが、兎にも角にも素晴らしいSci-Fiロマンティック宗教映画「PK」をぜひ劇場でお楽しみください!
笑って泣ける映画がすきなあなたにはこちらの作品もお勧めです。