- 本日の映画
- あらすじ
- 2024年を『ワイルド・スピード』で始めない理由がない
- あの最高の金庫シーンから始まってしまうので『ファイヤーブースト』は5億点
- ファミリー総出演でアガらないわけなくない？！
- 車全然興味なくても絶対にアガるカーアクションシーン
- まとめ
本日の映画
今回は『ワイルド・スピード ファイヤーブースト』についてお話ししていきます。
source: Film review: Fast X - Richer Sounds Blog | Richer Sounds Blog
あらすじ
10年前、麻薬王レイエスから金庫を強奪したドミニク率いるファミリー。実はそのレイエスには息子・ダンテがおり、レイエスはダンテにドミニクに死ではなく苦しみを与えるように指示していた。ダンテはエージェントからのミッションを装い、ハン、ローマン、ラムジー、テズをローマに送ることに成功する。その後、ファミリーの憎き宿敵・サイファーがほとんど瀕死の状態でドミニクの元を訪れる。彼女からダンテのことを聞かされたドミニクはエージェントに報告を行う。そして、エージェントがハンたちには何も指令は出していないということを知ったドミニクは妻・レティと共にファミリーを救うべく自身もローマに向かう。ドミニクがローマに到着する頃、ハンたちは偽ミッションに取り掛かっていた。ミッション通り金庫を乗せたトラックを強奪した4人であったが、金庫だと聞かされていた荷物の中身は街を吹き飛ばすことが可能なほどの巨大な爆弾であることを知る。ドミニクはダンテからファミリーを守ろうとするのだが……。
詳しくはこちらをご覧ください。
2024年を『ワイルド・スピード』で始めない理由がない
source: X Big Questions We Need Answered After FAST X - Nerdist
明けましておめでとうございます。ということでみなさんは今年もう映画を観ましたか？実は何を観るか決めかねていてまだ何も観れてないよ〜という方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんなあなたに強く、強く、強く、お勧めしたいのが今作『ワイルド・スピード / ファイヤーブースト』！！！！！！
せっかくの年の始め、やっぱり1年は楽しく、景気良く始めたいじゃないですか！！！そうなったら何の映画で始めるのか？！そう、『ワイルド・スピード』です！！！！！！！！
『ワイルド・スピード』を観たことない方にはぜひこの機会にシリーズを一気見していただきたい。『ワイルド・スピード』というのは本当にこの世にある映画の中でもなかなか珍しいタイプの映画でして、というのもある一点を境に、映画が作られれば作られるほど良作になっていくというタイプの映画なんですよ。 なんかハゲばっか出てくるし、車とか好きじゃないし、どうせパリピの映画なんでしょとか思うかもしれないんですけど、もう騙されたと思って1回1作目の『ワイルド・スピード』から２、３作目をすっ飛ばして『ワイルド・スピード MAX』『ワイルド・スピード MEGA MAX』まで観てほしい！！！！！確かに酒飲んで、車転がして、女が腰振っててみたいな映画に最初はなってるんですけど、4作目から完全に方向転換されてスパイ映画になるから観て！！しかもシリーズを追うごとに「それは流石に無理だろ！！！！！」っていうカーアクションシーンが増えてきてマジでもうそれが景気良すぎて本当にめでたすぎて正月だから観て？！あととにかくカーレースシーンには花火がどかどか打ち上げられてからの美女と男たちが酒飲んでウェイ！ってなってるのがマジでバカみたいな祭りすぎてめでたすぎて正月だからほんと観て？！
という上記の理由で最高すぎて正月じゃん！！となれるのでマジで正月に観る映画は『ワイルド・スピード』しかないです。
あの最高の金庫シーンから始まってしまうので『ファイヤーブースト』は5億点
『ワイルド・スピード』シリーズといえば、特に前作を観ていなくても大丈夫というのがマジで強いんですが、今作も例に漏れずしっかりと過去作の復習から始めてくれるのでマジでビギナーにも親切設計で泣けます。で、す、が、シリーズを見てきたファンからすると、っていうか私からすると、「え？！あの『MEGA MAX』の最高の金庫シーン再び？！？！」ともう開始5秒でもう5億点を差し上げたくなってしまう最高な今作。
まだ『ワイルド・スピード』を見たことがないという方に念の為説明すると、あの最高の金庫シーンとは、金庫の中身を強奪しようとしていたファミリーが、しゃらくせ〜！！！から金庫ごと奪うぜ！！！となって、巨大金庫をブチ引きずりながら街をカーチェイスするというマジで本当どんな人生送ってたらそんなこと思いつくの？というバカアガるシーンで、私が『ワイルド・スピード』が大好きになってしまったシーンなんですよね……。
『ワイルド・スピード』を見たことがない人と観たことがある人では人生のスケールが変わるのでマジで見てほしい。『ワイルド・スピード』を観た後のお前はなんでもできるようになる、観るんだ……！！
そんな『ワイルド・スピード』シリーズの中でも屈指の傑作である『ワイルド・スピード MEGA MAX』が今作の主要ベースになってるんです。私は上述した金庫シーンが大好きなのと、今作は『ワイルド・スピード』シリーズの集大成となる二部作の第1作目なので、できればシリーズ全部観てから今作を観たほうが120％楽しめると思いますが、何も観たことなくても、キャラクターの関係性とかはとてもわかりやすく描かれているので、全然問題なく観られると思います。流石に10本近くも映画を観る時間ないなーという方にはここから入ってしまってもOKと個人的にはいっちゃいます。
ファミリー総出演でアガらないわけなくない？！
source: Fast X: Dwayne Johnson, Gal Gadot Return in Post-Credits Scene Cameos
私はスーパー戦隊シリーズがほぼ毎年制作しているVSもの（最新のスーパー戦隊が先輩または後輩の戦隊と戦ったり共闘したりする作品）や『名探偵コナン』の劇場版では『探偵たちの鎮魂歌（レクイエム）』が好き、つまりとにかくキャラクター総出演ものが大好きです！
今作『ファイヤーブースト』もやはりシリーズ集大成なのもあり、本当に過去のキャラクターが総出演しているのが、熱い！あの金庫シーンが使われているのも、『SKY MISSION』撮影時に急逝してしまったポール・ウォーカーが出てくるからというのもあるのかもと思うと、『ワイルド・スピード』製作陣がそれこそファミリーを大事にしてくれててもう泣けます。
あとファミリーが総出演するのも無理がないというかかなりアガる展開で出てきてくれるので「ヨッ！待ってました！！！」と私はマジで声に出しながら観てました。本当に楽しい。『ワイルド・スピード』シリーズは本当に「昨日の敵は今日の友だち」っていうシリーズなのですが、今回はあのサイファーがついにファミリー側として活躍をしてくれるんです！シリーズの中でも本当に冷徹で最悪で流石にこいつはファミリーになれねえだろ〜って感じのキャラクターなので、これは本当に意外！であると同時に、それは流石に無理があるのでは……？冷めるのでは……？と思っていたら、今回は渋々ファミリー側として動くけど、ファミリーもサイファーも互いを全然信用してないというのをかなり丁寧に描いてくれて、「キャラクターへの理解が深すぎてほんまに好き！！！」と製作陣に五体投地。
お祭り映画ってキャラクターを総出演させることに重きを置きすぎて話が死ぬことも多々あるわけですが、今作は集大成だからこそ絶対に今までで一番いいものを作ってやるという製作陣の本気と書いてマジと読む感がビシビシ伝わってくるので本当にもう最高！！！
車全然興味なくても絶対にアガるカーアクションシーン
みなさんは車結構好きですか？（雑な投げかけ）私は全然車興味ないです。車に轢かれた時とか、ドラマとか映画で車種をいうシーンが結構ありますけど、私は「白い車！小さめ！！」とかしか言えないと思う。それくらい車本当に興味ないです。
そんな私でもめちゃくちゃアガってしまうのが『ワイルド・スピード』と『トランスフォーマー』なわけですが（他にも色々あるっちゃあるけども）、今作のカーアクションシーンは全部とにかくアガる！！！！まずあらすじでも書いたローマのシーン！ドムの「私知らない間に隠し芸大会見てたか？」と思うほどの器用な車捌き。あのカフェのカーテン？みたいなのを車で引いてカフェの客を爆発の炎から守るシーンとか判断の速さと器用な車捌きが3億点じゃんってなっちゃいました。あとローマのシーンだとレティのバイク捌きも本当すごくて、人間超えてる……？！ともうこの冒頭のシーンだけで観てよかった……と心の底から感動してしまいます。
あと『SKY MISSION』を経てから車が飛べるようになっているので（車が飛べるようになっているので？）航空機から車で当然のようにジャンプするドムの覚悟が決まりすぎてて最高でした。「誰が着陸の話をした？」がマジで本当に最高すぎて観終わってからそっこーで真似しましたね。そこからの車が2機のヘリコプター（デカめ）に捕まった時に改造車だからファイヤーがブーストして車で2機のヘリコプターを難なく引きずれるドム本当面白すぎてめでたすぎて観ながら叫びましたね。あのシーン本当に物理がドムに負けててウケました。物理に勝てるドム、本当好き。
まとめ
というわけでまだ正月気分の今だからこそ観てほしい『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』！！！！2024年を最高にブチ上げるためにファミリーになろう！！！あと『ワイルド・スピード』を履修しておくと英語圏で『ワイスピ』公開時に死ぬほど流れてくるファミリーミームの意味がわかって（まぁ意味などはもとよりそんなにないわけだが）面白いです。
また、先述の通り今作はシリーズ最終章となる２部作の前編のため、後編となるシリーズ11作目は来年春公開予定ですので、この最終章を劇場で観るためにも、今、このタイミングで、観るんだ、この最高の作品を！！！！！
ちなみに、もし『ファイヤーブースト』はもう観ちゃったんだよな〜、別のアガる映画を観たいんだよな〜という方がいらっしゃれば、私はそんな方には『マッシブ・タレント』を推したいです！
ではみなさん、今年も良い1年を過ごしましょうね！！
