初めましての方も、お久しぶりの方も、昨日ぶりの方もこんばんは。
あやめです。
さて、(ようやく本題)本日は映画「パディントン」について話していこうと思います。
ではまずざっくりとあらすじ。
人間から英語を教わった両親の元に生まれたジャングルに住む小熊。彼もまた両親から英語を習い、いつの日かロンドンに行くという夢を抱いていた。
ある日、ジャングルに大災害が起き、彼はジャングルに住めなくなってしまう。母親に言われてロンドンにいるはずの探検家を訪ねることになった彼は、夢のロンドンへと向かう。
しかし、ロンドンは彼にとって未知の世界。加えて人間たちも親切にはしてくれない。途方に暮れていると、彼にとある一家が声をかけてくる。彼らはクマの彼を気に入ってパディントン駅で出会ったからと「パディントン」と名付ける。さらには家に宿泊させてくれるという。
こうして、紳士なクマのパディントンと一家はともに生活をしながらパディントンが探す探検家を探すことになるのだが…。
詳しくはこちらをご覧ください。
なんとこの作品、チラシにも書いてあるようにRotten Tomatoesのレビューがすこぶる良い。98%!化け物です。
Paddington (2015) - Rotten Tomatoes
Back to the Futureのスコアが96%というところから見てもこの化け物っぷりは明らかですね。
Back to the Future (1985) - Rotten Tomatoes
そして実際の映画のクオリティもこのスコアに納得してしまうほどの面白さ!
子ども向け映画と侮ってはいけません。これは、大人の大人による大人のための映画でしょう。
(だってミッションインポッシブルのオマージュとかどの子どもがわかるのよ)
子どもというよりは大人が観てゲラゲラ笑ってしまうようなネタがいっぱい。実際私もゲラゲラ笑いました。劇場で観たとき隣に座ってたカップルがちょっと引くレベルで笑ってました。
またこの映画でパディントンの声優を務めたのは、映画「007」シリーズでQの役を務めたベン・ウィショー。
笑顔がso cuteですね。
パディントンのキュートな見た目から青年の声がするっていうんであんまり日本では好評じゃなかったみたいなんですが、
元々クマの声って低いし、パディントンは紳士という設定なので、私はベン・ウィショーの声でよかったなぁと思いました。ぴったりです。
さらに敵の役を務めたのがニコール・キッドマンというこれまたわけわからないくらいの豪華さ。
しかも「パディントン」の中で出てくるニコール・キッドマン、とっても綺麗なんです!
(いい画像がなくてこんな感じですが、劇中動いている彼女はもっときれいでした)
もちろんいつも綺麗な女優さんですが、私はこのビジュアルが1番好きかもしれません。それからこの役が強くて怖いっていうのもまた魅力で好きでした。
彼女の役は動物の剥製を作るのが大好きな役で、しゃべるクマのパディントンの剥製を作ろうとパディントンに迫る役なんですけど、本当に怖い。結構ハラハラドキドキします。結構目がいっちゃってる感じの悪役です。
ニコール・キッドマンが演じてるだけあってセクシーで、またそれもそれで魅力でもあり、役をさらに恐ろしくさせてました。
ちなみにこれが本国で公開されていた2014年にちょうど私はロンドンにいました。
パディントンが公開された際にはロンドンの中心部(zone1)と呼ばれる地区にたくさんのパディントンの像が登場しました。
虹色のパディントンとか、それぞれ異なるデザインのパディントンが点在していたので、散歩が捗りました笑
パディントンは続編の制作がたしか決まっていたと思うので、また第2作目が公開される頃にはパディントンがロンドンにたくさんいるようになるかもしれませんね。
ちなみにパディントンも私がだいすきな短めの映画で、95分しかありません。
95分しかないのに、結構ちゃんとアクションやアドベンチャーを見たような気分を味わえるので、変な言い方ですが大変コスパの良い映画だと思います。
それにしても最初はパディントンが思っていたよりもリアルなクマでめちゃくちゃびっくりしました。
結構リアルですよね。私もっとアニメーションみたいになってるんだと思っていたので劇場で観て驚いた記憶があります。
パディントンが自分の本当の名前を名乗るシーンがあるんですが、その鳴き声が100%クマなんですよ。
わっ可愛い顔してやっぱクマじゃん!!
ってなるんで、クマにトラウマがある人と観るのはやめましょう。
ふっつうーにクマって怖いですからね。山の近くに住んでる方はクマのプーさんでさえ怖いらしいですよ。
クマの恐ろしさを知らないあなたはこのウィキペディアの記事を読んでみてください。
余談ですが、時間を持て余しているときにこのような怖い事件の概要を知るのがすきで、特に殺人博物館なんかにはよくお世話になっています。
最近めっちゃ怖すぎて調べまくったのは福知山線の脱線事故についてでした。この事件は現実味がなさ過ぎて本当に恐ろしいですね。
話がそれましたが、戻しまして。
「パディントン」はイギリス映画なので、もちろん話される英語もクイーンズイングリッシュです。
クイーンズイングリッシュはとっても綺麗で、特にこの映画は子ども向けということもあってリスニングがめちゃくちゃに簡単です。もし英語の勉強中という方がいらっしゃいましたら字幕なしでパディントンを観るのもいいかもしれません。
アメリカンイングリッシュを長年習ってるよという人にはちょっと聞き取りづらいかもしれませんが…!
「パディントン」を観てみて、もしこの作品がいいな!と思っていただけたら、「宇宙人ポール」もオススメです。
こちらは完全に大人向けコメディなので、お子様には向かないかもしれません。
アメリカで行われるコミコンというアメコミの祭典のためにイギリスからはるばるやってきたイギリス人ギークの青年2人はひょんなことから宇宙人・ポールと出会う。
突然の宇宙人との遭遇に最初は混乱していた2人だが、やがてポールとの間に絆が生まれ始める。
しかしポールは国家の極秘機関から命を狙われていて…。
こちらは以前お話ししたサイモン・ペッグの代表作とも言われていて、完全にB級映画じゃん!って感じなんですけれど、思っていたよりも面白い作品です。
最後はほろりと泣けてしまうし。ポールと友達になりたいなぁなんて思ってしまいました。
というわけで人外の友達ができる映画作品を今回は紹介させていただきました。
人外と仲良くなる、といえば小説だと有川浩さんの空の中というのも面白かったので、そちらもお勧めです。