初めましての方も、お久しぶりの方も、昨日ぶりの方もこんばんは。
あやめです。
さて、今日は福山雅治さん主演の映画「SCOOP!」について。
私が観に行った回はたまたま上映前に舞台挨拶の中継付きで(知らなかった)、まるで魂のラジオの公開収録のようで(司会も荘口彰久さんでしたし、)とってもおもしろかったです。元魂ラジリスナーなので、とっーても大満足してしまいました。
allnightnippon オールナイトニッポンサタデースペシャル 福山雅治の魂のラジオ
あ、ちなみにお客さんからヒゲのあるましゃ(福山さん)は不評で、福山さんはとっても気にされてました笑 私も上映前はちょっとなぁと思ってたんですが、上映始まったらまぁこれはこれでね。という感じ。みんなTwitterでヒゲましゃいいぞ!とつぶやいてくれとのこと。
また、その舞台挨拶時の福山さんの髪型がオールバックで、中継のカメラが下から撮ってたこともあって、私は途中から福山さんが
です。
指がエロいって話になった時の指を見せつける時のアングルとかマジで和製DIO様でした。笑い方とかもしかしてちょーっとだけ似てる…??(豪快に笑う感じとか…) いや、実写撮るならDIO様役はイギリスかイタリアの俳優さんに演じてほしいけど、もちろん。
では「SCOOP!」の感想に入る前にざっくりあらすじ。
かつてスターカメラマンとして活躍していた都城静(福山雅治)は現在落ちぶれ中年パパラッチになっていた。そんな彼に雑誌SCOOP!の副編集長、横川定子(吉田羊)は新人記者、行方野火(二階堂ふみ)の教育を頼むことに。高額なギャラを払うと言われ、渋々それを了承した静。こうして静と野火の凸凹バディのパパラッチ生活が始まる。
ある日、定子は2人に芸能スキャンダルだけでなく刑事事件などの取材も行ってほしいと打診する。しかし、「今の俺には汚れ仕事がお似合いだ」と静は突っぱねてしまう。それに対し野火は果敢に取材に挑戦しようとするのだが…。
詳しくはこちらをご覧ください。
では映画の感想についてネタバレ極力なしで語っていきます。
(でもちょいちょい核心には迫らないネタバレしているので、予告以上の情報は知りたくないという方はブラウザのバックでお戻りください。)
タイトルにもした通り、後半40分(体感)は余計でした。観ても観なくてもいいどころか、観ない方が良かったと思ったくらい。
あれ?この映画ってそういう感じだったの?
とドン引き。
ちなみに私は映画「バクマン。」に対しても同じ感想を持ってます。
2020年8月5日追記:
すみません、『バクマン。』の公式ページのURLを貼っていたのですが、リンク切れになった後、怪しいサイトにURLを使用されていたみたいでした。
変なサイトに誘導するような形になっていて失礼いたしました。
(追記終わり)
あれも後半部分が蛇足のような内容で最低な作品になっていたので、原作ファンの私は本当に嫌でした。
なんなんだろう?大根仁は120分映画を撮らないと死んでしまう病気なんだろうか。それと大根仁は本当にえぐい血の撮り方がすきだなぁ。そういうの先に言っておいてほしいってたぶんいっぱいいろんな人が思ってるよ。
※この映画にはショッキングな流血シーンがあります。
くらい大きく書いてくれよ。
それから私これ邦画界にマジで疑問を呈していきたいんですけど、
ラブストーリーって絶対入れないとダメ????
女性客はバディものでも十分満足できますよ????
シン・ゴジラだって恋愛要素ほぼないじゃん!なのに興行収入あそこまでいってんじゃん!
ラブストーリーを全く期待せず観に行ったのに割と話の根幹にラブストーリーが絡んできたのでがっかりしました。
大根仁にいますぐ上の記事読んでほしい。それか庵野秀明に撮りなおさせる?BGMエヴァになっちゃうけど。
とここまでdisってばっかですが、実を言うとこの映画面白いです。
後半40分は本当に「は?」って感じなんですけど、
滝藤賢一さんの演技ですべてを許します。
あとエンドロールもよかった。(大根仁はエンドロールと予告をつくる天才なのかもしれない)
なのでストーリー的には後半40分は観なきゃよかった!と思いつつ、映画的には後半40分も結構満足してしまうのも事実。
それに、前半は文句なしにかなり面白いです。
だから!あの!殺人犯のところでやめておけばよかったのに!!!!!!どうしてあと40分カメラ回しちゃったの?!
と私は大根仁を3時間正座させて説教したい。誰か私の元に大根仁持ってきてください。これ「バクマン。」の時も同じようにキレまくってた気がする。
映画『バクマン。』を観てきたよ、という話 | ReStrOOm
キレてました。(笑)
ノートのほうなんかキレすぎて口調変わってますからね(笑)
編集長の座を狙ってバトルする副編集長を演じた滝藤賢一さんと吉田羊さんの演技が本当に素晴らしかった。この映画のMVPはこのお二人でしょう。
この2人のおかげでこの映画が3倍面白くなってるって言っても過言じゃないです。
っていうか私女ですけど、あんな吉田羊さんみたいないい女と寝てみたいし、滝藤賢一さんが上司の職場働きたいわ…。いいなぁ。
特に滝藤賢一さんが本当に輝いてます。主役を立たせつつ輝くんだからすごい。CMで出てるラグビーのシーンもよかったけど、個人的には福山さんにレッドブルを渡すシーンがすき。それからラストシーン前のふみちゃんに語りかけるシーン。ここは見逃さないでほしい、けどストーリー的には(以下略)
それから静の悪友、チャラ源を演じた
リリー・フランキーさんがマジでやばい。
チャラ源ってやつがもう完全に頭イっちゃってる奴なんですけど、もう怖くて怖くてしょうがない。
これ私今度からリリー・フランキーのこと恐怖心なしで見られるかな。と本気で心配になっちゃうレベルで恐ろしい役でした。リリーさん演技うますぎるだろう。怖いわ…。おでんくんを思い出してどうにか乗り切りましたけどね。
主演の福山さんは、冒頭で言ってた舞台挨拶の時にも言ってましたが、本当に楽しそうに静を演じてました。
魂ラジを聴いてると分かるけど、素の福山さんは静とちょっと近いので役もぴったりハマってますし、観てるこっちもニコニコしちゃう。花火のシーンとかは本当に楽しそうでしたよ。
また、監督が「いかに色っぽく福山雅治を撮るか」ということにこだわったこともあって、めちゃくちゃにエロい。本当にエロい。最高にエロい。
もうエロすぎてなんかそんな下品な感じじゃなくて文学的な官能さだった。いや役は下品なんだけど。
それから、
私はおじさん×若い人がだいすきです!
なので、静×野火ちゃんのバディは微笑ましくてすきでした。段々静のことを人として認め始めて、仕事の楽しさを知っていくシーンなんかもう本当に親子みたいで素敵でした…。
親子、兄弟、恋人、友達何にでも見えるバディっていう関係性がだいすきだよ、私は…。声を大にして言っていきたい。とくに大根仁に。ズートピア観てこい馬鹿!!
というわけで、映画「SCOOP!」は思うところはいっぱいあったんですけど、総合するとまぁまぁ面白かったな、という感じでした。
滝藤賢一さんと吉田羊さんの演技が圧巻なので、気が向いたら観てみてください。
ぜひ、とは言いません。ぜったい。とくに女性には。
強いて言うならバクマン。よりは全然面白かったです!