きねまないと

最近映画が好きになった大学生が素人目線で好き勝手に映画の感想を綴る日記。

偏見、そして差別と闘う、深くあたたかい愛のおはなし。「チョコレート・ドーナツ」

 

 

初めましての方も、お久しぶりの方も、前回ぶりの方もこんばんは。

あやめです。

 

 

本日の映画

今日は、「チョコレート・ドーナツ」についてお話ししていきます。

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(source:映画『チョコレートドーナツ』 オフィシャルサイト)

 

 

あらすじ

ゲイバーでドラグクイーンとして働くルディは、ある日客のポールに出会い、二人は恋に落ちて行く。

ルディが家に帰ると、隣家の騒音がひどいことに。文句を言いながら騒音を止めるために隣家に勝手に上がり込むと、隣人は在宅していなかった。しかし、振り返るとそこには、隣家の息子であるマルコがいたのだった。

見るからにネグレクトを受けているマルコを見たルディだったが、そこに警察と家庭局の職員がやってくる。マルコの母親は薬物所持で逮捕されたのだという。マルコはこのままだと施設に送られることになってしまうことを危惧したルディは、マルコを一時的に預かることに。しかし、法的には何の権限も持っていないルディがマルコを保護し続けることはできないので、ルディは弁護士であるポールに助けを求める。

果たして、ルディ、ポール、マルコの三人は幸せに暮らすことができるのだろうか…。

 

詳しくはこちらをご覧ください。


『チョコレートドーナツ』予告

 

 

感想

本編の感想に入る前に、現在絶賛1日1映画トライアル中です!(若干停滞気味)

iPadを新調したことで、Netflixの映画をダウンロードできるだけのストレージができたので、オンシャへの行き帰り中に電車の中で映画を観ています。

皆さんに、Twitterで毎日どの映画を観るのがオススメですか〜?と投票を募って、観る映画を決めています。その節はどうも皆さんありがとうございます。

あ、ちなみにTwitterのアカウントはこちらです→@1sskuhls よかったら投票に参加していただけると嬉しいです。

twitter.com

 

さて、そんな投票の結果選ばれたのがこちらの「チョコレート・ドーナツ」です!

少し前に

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news.yahoo.co.jp

というニュースが話題になり、その際に「チョコレートドーナツ」に注目が集まりました。

それをきっかけに私もじゃあぜひ観てみたいなぁと思っていた作品だったので、今回このタイミングで観ることができてよかったです。

 

ではこの奇跡のような映画いや、映画のような奇跡の作品「チョコレート・ドーナツ」の感想を述べていきます!

 

①ルディがとっても色っぽい

ポスターに写る小豆色のTシャツを着ている彼が、ドラグクイーンのルディです。ポスターだけ観ている限りは…普通のおじさん?といったような感じですよね。ところがどっこい!このルディ、動くととっても色っぽい!

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(source:BREEK NATION: Movie Review: Any Day Now (2012) - USA)

今までヘテロセクシャルの人がポロッとゲイの人と恋愛をしてしまうのは何故なのかしら?と思っていたのですが、わかる!!こんなルディに色っぽく夜のお誘いされちゃったら多分誰も断れない!それほどまでにルディは色っぽいです。

しかも、「いい女」と呼ばれる人には必ず漂う哀愁とでも言うような哀しさを纏っていて、「一人にしておけない…。俺がルディを守らないと…」という気分にさせられてしまいます。

ドラグクイーンとしてキメキメにキマッてるルディがもちろん1番可愛いんですが、メイクなんかしてなくても美しいルディの魅力もぜひ本編でお確かめください。

 

②マルコの不器用な愛の形

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(source:Review: Any Day Now – Trespass Magazine)

ルディが預かることになるマルコですが、実はダウン症の男の子という設定です。

太っていて、ダウン症で、おまけに親にネグレクトされているためにどう考えてもまともに育っていないマルコをルディとポールというゲイカップルの二人が育てていくという困難を今作では描いているというわけなんですね。

さて、そんなマルコを演じた役者さんも、実際ダウン症の方です。

待て待て、ダウン症ってよく聞くけど具体的にはどんな症状が出るんだ?というわけでちょっと見てみましょう。

h-navi.jp

というわけで、劇中でも軽く触れられていましたが、ダウン症を発症すると知能の発達が平均より低く、病気にもかかりやすいという症状が見られるようです。

ちなみに、今までは治療方法がなかったようなのですが、山中伸弥先生によるiPS細胞が人に用いられるようになっていけば治療が可能になるかも…とのことでした。治療方法が早く立証されることを望むばかりです。

 

そんなダウン症を患っているマルコは、ルディとポールという二人に深く深く愛されることで、段々と二人の愛を受け入れていき、やがて二人を同じように両親として愛していくようになります。

元々口が達者ではないマルコはなかなか話すことができませんでしたが、二人と一緒に住みたい、二人と生きていきたいと不器用ながらも主張していきます。

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(source:under the small umbrella: January 2014)

そのマルコの愛の形が、もう泣かせる気〜〜?!?!ってほど美しくて、涙を流さざるをえませんでした。バスタオル必須とはこのことよ。

 

③演出がにくい!!

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(source:Any Day Now - Any Day Now Movie - Any Day Now Film | Music Box Films)

ルディ、ポール、マルコの三人の幸せな生活を描くシーンがあるんですけれど、もうその描き方が最高です。ここで映画終わっていいから、頼むから、と思ってしまうほど。

あ、「幸せ」って定義するならもう辞書にこの動画のURL貼ったらいいわ、と思いました。

もうあのシーンだけで一見の価値があります、この映画は。最高です。三人の幸せな日々を少しだけのぞかせてもらっただけなのに、まるで何年も一緒にいたかのような気持ちにさせられます。

ああ、私もいつかあんな風に愛情がたっぷりの家庭を築けたら楽しいだろうなぁ、なんて、特に結婚願望どころか彼氏もいないのに思いました。それほど、あのシーンは素晴らしいのです。

 

まとめ

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(source:BREEK NATION: Movie Review: Any Day Now (2012) - USA)

全体的に「素晴らしい」の一言に尽きる映画なので、観てもらうほかにないです。

もうタイトルがおいしそうだからっていう理由でもいいし、暇だからって言う理由でもいいし、なんでもいいからこの映画を観てくれ!!頼む!ちょっとお金を包んだっていい!と私がお金持ちなら言ってしまうくらいの作品。

今はトランプ大統領がなんやかんやと世界をはちゃめちゃに引っ掻き回していますが、こういう映画でいろんな人が偏見や差別について考えるようになってくれたらうれしいですね。Love Trump Hate! 愛は憎しみにかーーーーつ!!!

 

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